ステキに目立つか、悪目立ちするか

ときどき、私は受診者さんに「パーソナルカラー・パーソナルデザインを使いこなすことは、『ステキに目立つこと』だから、ステキになることを覚悟してくださいね」と伝えることがあります。

これについて、

「私の職場はお堅い雰囲気なので、ステキに目立てと言われても、悪目立ちしてしまいます。どうすればいいですか?」

という質問がきました。

本来はこういう内容はメルマガのほうでお届けしてきたものですが、こちらしかご覧になっていない、というかたもいらっしゃるので、お答えします。
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「ステキに目立つ」ことは「悪目立ち」とは別の意味

この質問をされるかたは、そもそも「ステキに目立つ」ことと「悪目立ちする」が同じ意味にとらえていらっしゃるのかもしれません。

そのとらえ方では、どちらもただ「目立っているだけ」という意味になってしまいますね。

でも、この私が「ステキに目立て!」と言っている意味は「とにかく目立ちなさい」という意味ではないのです。

これは、「今までファッションにあまり力を入れてこなかった人」に向けて言っている言葉なんです。

ステキなファッションに身を包むと、どうしても気恥ずかしくなって、なかなかオシャレに踏み出せず、イメージコンサルティングを受診してもなかなか変われない。
(しかも、これ、無意識に足踏みしている場合もあります)

でも、そういうかたでも「もっと人生を良くしたい」からこそ、コンサルティングを受診したわけです。変わりたいんですよね。

だから、最初の一歩を踏み出す勇気が必要。

そこで背中を押すためのコンサルタントの言葉が必要なら、「ステキになる覚悟をもって、人生をレベルアップさせましょう!」と伝えます。

(メルマガなどでも、そういう文脈のなかで、この言葉が出てきますよ)

「ステキになって目立つ」とは、つまり「人の目にとまること」

他人から「ステキだな」と思われる人って、良い意味で目につく人――人の目にとまるからこそ、ステキかどうか感じてもらえるわけです。

人の目にとまらないようでは、「いくら私は変わったつもりなんだけど」と言っても、「ステキな人」とは思ってもらえません。

繰り返しますが――「ステキになって目立つ」とは、つまり「人の目にとまること」。

それがあなたをどこにでも転がってる石ころではなく、「特別な宝石」たらしめるんです。

宝石が輝くことを恐れないように、あなたも輝く自分の人生を楽しんでくださいね。

さて、この「ステキに目立ちましょう」ですが、実は「すでにファッションをがんばる気持ちがある人」にも伝えることがあります。

自分を飾ることに気おくれする人とは逆に、やる気マンマンな人相手でも、この言葉が必要になる場合もあるんです。

それは次回、解説します。

(また回をまたげば、お堅い職場でどうやってパーソナルカラー・パーソナルデザインを活かせばいいのか、もお伝えする予定です)

それでは次回に――。

コンサルティング報告――「秋」「フェミニン・ナチュラル」

今回、ご紹介するA・Kさんは「秋」――
つまり、濃い色が似合うわけで、夏場でも「秋」は濃い色でないとダメなの? という質問の答えにもなっていますよ。

― 内容・写真はお客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のA・Kさんの情報は――
  • パーソナルカラー:「秋」
  • パーソナルデザイン:「フェミニン・ナチュラル」
今回の買い物コンセプトは――

実はこの日の依頼は、A・Kさんが「パーソナルカラーとパーソナルデザインの勉強がしたい」ということで、お買い物はしない予定でした――が、

いつもの穴場のお店1件にご案内すると、いろいろ似合うものが見つかってしまい、やっぱり買ってしまったというわけです。

というわけで、コンセプトらしいものもなかったのですが――

  • 「秋」タイプが夏に着られる色で休日をオシャレに

――というところですね。

濃い色が似合う「秋」の人ですが、夏場も全身濃い色ではちょっと暑苦しく感じてしまうかもしれません。そこで、薄着の多い夏場なら、うすめの色でも使い方によって、ちゃんと似合うんですよ という内容にしました。

ご本人いわく「お盆の旅行にちょうど良い~」ということでした。

AKさん(フェミニン・ナチュラル)の写真

A・Kさんの感想はこちらです(A・Kさん、ありがとうございました)。

金曜日は暑い中、ありがとうございました。
PC・PDの見極めから、お店情報まで、いろいろと勉強になりました!

あのお店で買ったものですが、
ストール4本、ワンピース3枚、ロングスカート1枚、ロングカーディガン1枚の計9点でなんと25200円!
あの日着ていた○○○で買ったスカート1枚分と同じくらいの値段です。
すばらしいお店ですね。
機会があったら、また行ってみようと思います。

まだまだ暑い日が続くようですので、どうぞご自愛ください。

コンサルティング報告――「冬」「グレース・フェミニン」

今回ご紹介するT・Hさんは、以前に私からコンサルティングを受けられたお友達がステキに大変身したのに魅(み)せられて、受診されました。

― 内容・写真はお客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のT・Hさんの情報は――
  • パーソナルカラー:「冬」
  • パーソナルデザイン:「グレース・フェミニン」

THさんの写真1THさんの写真2

今回の買い物コンセプトは――

ステキな変身ぶりに魅せられたお友達と、同じレベルでお茶やお出かけができる装いを見つけたいとのことでしたので――

  • 友達と一緒に気軽に一段上のオシャレ

――です。

ということで、普段から気軽にオシャレを楽しめる「着やすく、お洗濯もしやすい」ワンピースやスカートを見つけました。

THさんの写真3

T・Hさんの感想メールも一緒にご紹介します。
T・Hさん、ありがとうございました。

T・Hさんの感想メール


自分に本当に合う色やデザインがどんなものなのか…いつかはプロの目で診断してもらいたいと思っていました。偶然にも友人からの紹介で香咲先生を知った時は迷わず飛びついてしまいました。
学術的な分析と豊富な知識、様々な角度からの診断は予想以上の驚きでした。

私の場合は「冬」。
明度の高いものと低いもの両極端ということで、なるほど中途半端な明るさはパッとしなかったのが納得できました。
「グレースフェミニン」タイプということでしたのでフォーマルで上品、そしてシンプルな感じのものが合うと判断されました。

お買い物に同行していただきワンピースを沢山勧められたのには始め戸惑いました。でも次々と試着すると今までの自分の思い込みが段々消えて新たな発見に変わっていきました。
こんなデザイン、あんな色、香咲先生にアドバイスを受けながらのお買い物は何を選ぶのか何を選んではいけないのかを明確にしてもらえたと思います。
楽しいお買い物タイムでした。

実は診断日前日、嬉しくて寝つけなかったのです!香咲先生に言うと「今夜は買い物に疲れてぐっすりですよ」
でも、その日も…お買い物したお洋服達を早く着たくてなかなか寝つけませんでした。
有意義な1日でした。ありがとうございました。

麦わら帽子――パーソナルデザイン別の使い方【2】

前回の続きで、「フェミニン」「ロマンス」「キュート」に似合う麦わら帽子の例を紹介します。

■「フェミニン」タイプ


麦わら帽子_フェミニン

華やかな飾りや加工がある方が「フェミニン」さんの雰囲気に合います。

  • 細い素材で編んだもの
  • つばはしなやかなもの
  • 柔らかいリボンやレースの飾りがついたもの……etc

■「ロマンス」タイプ


麦わら帽子_ロマンス

柔らかで華やかなデザインがあり、つばでお顔がすっぽり隠れてもステキ!

  • 波をうっている広いつば
  • 大きなリボン、レースの飾りもOK
  • 編み柄があるもの……etc

■「キュート」タイプ


麦わら帽子_キュート

麦わら帽子は、そもそもキュート向き。
いろいろなデザインで楽しめます。

  • 大きすぎないもの
  • 可愛いデザインだったり、変化のあるデザイン
  • 多色使いもOK……etc

「ファッショナブル」「ナチュラル」「グレース」は前記事を参考にしてください。

【前記事】麦わら帽子――パーソナルデザイン別の使い方【1】

麦わら帽子――パーソナルデザイン別の使い方【1】

夏まっさかり。
そんななか、最近、夏の風物詩のひとつ、とも言える「麦わら帽子」が流行(はや)ってますね。

前回の記事で紹介したガウチョパンツと並んで、買い物同行でも、けっこう麦わら帽子をお求めになる受診者さんが多いです。

麦わら帽子といえば、もともと、パーソナルデザインが「ナチュラル」タイプや「キュート」タイプのかたには、似合うものがすぐに見つかるアイテムかもしれません。

でも、今年は店先にいろんなデザインの麦わら帽子が出ていて、他のタイプの人もさがしやすくなっています。

ごく簡単にですが、パーソナルデザインごとにご紹介しましょう。

■「ファッショナブ」ルタイプ


麦わら帽子_ファッショナブル
華やかさや存在感を演出できるデザインがおすすめです。

  • つばが広いもの
  • 色やデザインにメリハリがあるもの
  • 大きめの飾りがついたもの……etc
■「ナチュラル」タイプ


麦わら帽子_ナチュラル
麦わらの素材がそのまま似合います。

  • 形はシンプルで、つばが広いもの
  • ざっくりとした感じのもの
  • リボンなど飾りが目立ちすぎないもの……etc
■「グレース」タイプ


麦わら帽子_グレース
いかにも麦わら、という感じより、きれいに加工した感じの方が似合います。

  • 細い素材で編んだもの
  • 上品な形のつば
  • ちゅうど良い大きさ
  • 同色のリボン……etc


「フェミニン」「ロマンス」「キュート」に似合う麦わら帽子は次回紹介しますね。
それではまた――。

ガウチョパンツ――パーソナルデザイン別の使い方

ガウチョパンツ最近、ガウチョパンツが流行しているとテレビなどでも取り上げられています。

ガウチョパンツ……要するに、キュロットスカートのことですけど、名前が変わるだけでイメージも変わりますね。スパッツをレギンスと言い換えて大流行、なんてこともありましたが。

イメージコンサルタントの私は、この「イメージを変える技」に共感はします。イメージを活かす、という考え方は大事だと思います。

まあ、このガウチョパンツやレギンスについては、メーカーの売り方がうまい、と言ってしまえばそこまでですけど(苦笑)

さて、そのガウチョパンツ――なかなかオシャレで機能的で、しかも楽チン。
ここのところ、お買い物同行でも購入されるかたがたくさんいました。

一度好みのガウチョパンツに出会うと「そればかり着てしまう」というお客さまがたくさんいらっしゃいます。

パーソナルデザイン別にはどうかというと、素材・長さ・ボリュームによってどのタイプにも使いこなせるアイテムですよ。

  • 「ファッショナブル」タイプ&「ナチュラル」タイプはまったく問題なく似合いますね。

  • 「グレース」タイプは、長すぎず、ボリュームが少なめのものを選びましょう。

  • 「フェミニン」タイプ&「ロマンス」タイプは素材の柔らかいもので、ドレープ感のあるもの。

  • 「キュート」タイプは、短めなものはもちろん問題ないですが、長めのものでも少しヒールのある靴で対応すればキレイに着られますね。

さらにこまかいアドバイスが必要なら、メールなどでご相談ください。

さて――
ガウチョパンツ選びで一つだけ注意したいことがあります。

それは、おしりの部分のデザインについてです。
買うときには、ちゃんと後ろ姿をチェックしてください。

くっきりと分かれ目が出るものより、エレガントなおしりに見えるデザインを選びましょう。

今回のガウチョパンツの流行が、ひざ下少し長めのスカートを世の中にふやしてくれる引っぱり役になってくれるとうれしいです。