「キュート」の3つの分類はただの補助【4】

「『キュート』の3つの分類はただの補助」という内容は前回で終わる予定でしたが、もうひとつ解説しないといけないことがありました。

「3つの分類」は他のパーソナルデザインと似たタイプ?

「キュート」タイプの3つの分類のうち、「アバンギャルド」については「ファッショナブル」タイプの小型版みたいなもの――
と、コンサルティング中に紹介しています。

そのせいか、最近で聞こえてくる言説に、

  • 「ガーリッシュ」は「フェミニン」タイプの小型版である
  • 「ボーイッシュ」「ナチュラル」タイプの小型版である

というものがあります。

たしかに、「アバンギャルド」「ファッショナブル」タイプの小型版”みたいなもの”というなら、他の2つだってそれぞれ似たようなタイプがありそうですよね?

そのため、「ガーリッシュ」「フェミニン」の違いについて、もしくは、「ボーイッシュ」「ナチュラル」タイプの違いについて教えて、という質問がたびたび寄せられてくるようになりました。

ただし・・・この2組の違いがどうこう言う以前に(もう皆さんも察しがついているでしょうが)、これらの説はそもそも正しいとは言えません。

「3つの分類」は他のタイプと似ているわけではない

「3つの分類はただの補助」にすぎないわけですから、あくまで「キュート」タイプとして考えれば、わかりやすいでしょう。

どこかに個性があるほうが似合う「キュート」に、「ナチュラル」タイプのような、さっぱりとしたものがベストアイテムになり得るでしょうか?

個性的なものよりも、優しい雰囲気を品良く強調するようなアイテムが似合う「フェミニン」タイプを小さくしたところで、個性的で活動的、かつ小柄な雰囲気のある「キュート」のベストアイテムになりえるでしょうか?

「キュート」タイプ「3つの分類」を特別視せずに、「キュート」そのものの個性と向き合うことで、上記のような誤解も生まれなくなるでしょう。

まあ、そういう意味では「アバンギャルド」「ファッショナブル」タイプの小型版――というのも、ある意味、言い過ぎな部分もあるわけで、あくまで「みたいなもの」と付け加えているように、これも参考程度と軽く受け止めてくださいね。

「キュート」タイプについては、ネット上に誤解の種が無数に転がっている現状です。

おかげで当ブログも「キュート」特集だらけですが(苦笑)、また、何かあれば特集しないといけないかもしれませんね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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「キュート」の3つの分類はただの補助【3】

「キュート」はあくまで1つのタイプ の補足回です。

「年齢によって、パーソナルカラーやパーソナルデザインは変わらないが、似合うものは多少変わる」

と前回の記事で説明しましたが、実はこういった話は「キュート」だけのものではありません。

年齢で似合うものが多少変わることは他のタイプにもある

「キュート」以外のタイプでも、「年齢によって多少似合うものが変わる」ということはあります。

たとえば、「ナチュラル」タイプでも、若いころは長い髪をさっそうと伸ばしていて許されていても、年配になると立場上、あまり長い髪をさらしたままではいられないケースもあります。

これは年配の人がロングヘアのままでいるのは、私たち日本人のなかではあまり常識的ではないから、という理由です。

中年になって10代の女の子のような服装や髪型をしていたら、周囲の「常識的」な人たちから「年甲斐もない人だわ」などと低く見られるかもしれません。

「年齢や世代に合ったファッションや雰囲気」というのは、たしかにあります。

年に合わないファッションでは、決してイメージが良くなることはありませんね。

ただ、パーソナルカラー・パーソナルデザインに合っているアイテムなら、多少、年代ごとのファッションに対する幅が広がるメリットはあるのですが、何事も限界もありますから・・・。

TPOを考えるのもファッション選びに重要

当然ですが上の話は年齢だけに限ったものでありません。

その時どきの場所柄や、立場、シチュエーションなども考えて使うアイテムを選べる人が「イメージの良い人」につながるわけです。

一般的な常識や風習――つまり、「TPOに基づいて、あなたに求められている空気感」みたいなものを無視するのはおすすめできません。

「似合っているから良いのよ!」といくら押し通しても、周囲の視線が冷たくなってしまっては、自分の印象を下げるだけですね。

イメージアップのためにあるのが、イメージコンサルティング。

年齢・時・場所・シチュエーションに合わせて、うまく似合うアイテムを取捨選択していきましょう。

とはいえ、人は「自分が年をとって変わっていく」ことに鈍感なもの。

定期的にコンサルタントに相談するクセを付けるのも良いかもしれませんね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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「キュート」の3つの分類はただの補助【2】

「キュート」はあくまで1つのタイプ の続編です。

前回の記事で、

「キュート」3つの分類「ガーリッシュ」「ボーイッシュ」「アバンギャルド」はあくまでですが、補助的なものでしかない――

という内容をお届けしましたが、これを裏付けるもうひとつの理由があります。

3つの分類が年齢で変化することがある

「キュート」タイプの3つの分類ですが、受診者さんが年を経ていくと、その人の似合うアイテムの傾向がこの3つの間でいったりきたりすることもある――

つまり、似合うものが変わることがあります。

たとえば、20歳で受診したときに「キュート」の「ボーイッシュ」のど真ん中、と診断された人がいたとします。

でも、この受診者さん、40代に入ったころあたりから「ガーリッシュ」傾向のアイテムも使えるようになってきたように感じてきて……。

それどころか、「ボーイッシュ」より「ガーリッシュ」なアイテムのほうが断然似合うと感じる時さえあって……。

「これはどういうこと?」と混乱してしまうかもしれませんが、実は「キュート」さんのなかには、これと似たような経験をされるかたは他にもいらっしゃいます。

理由は単純なもので、この場合、年齢とともに顔立ちが少し変化していって「ガーリッシュ」もできるようになったから、です。

年とともにだんだんと顔立ちにやわらかさが増していき、「ガーリッシュ」な雰囲気が出てきた(逆に「ボーイッシュ」な感じが引っ込みかけている可能性すらある)ということですね。

あくまで「キュート」の範囲内での変化に過ぎない

この「年齢によって多少似合うものが違う」というのは、別にパーソナルデザインが年とともに変わったというわけではありませんよ。

上のケースで言えば、「ボーイッシュ」から「ガーリッシュ」になろうが、どちらも「キュート」タイプの補助的な話でしかないのですから、あくまで「キュート」の範囲内での変化にすぎません。

もし、3つの分類が絶対的なものだったとしたら、この受診者さんは受診する時の年齢によって診断結果が変わってしまう、ということになってしまいますよね。

繰り返しますが、3つの分類は絶対的なものではなくて、あくまで補助的なものでしかない、というのがわかる話でしょう。

ところで、この「年齢によって多少似合うものが変わる」というのは、なにも「キュート」だけの話ではないのです。

次回、そのお話をお届けしましょう。
それではまた――。

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「キュート」の3つの分類はただの補助

今回も、またもやパーソナルデザイン「キュート」タイプの特集です。

「キュート」はあくまで1つのタイプ

「キュート」タイプには他の5タイプとは違う特徴として、「ガーリッシュ」「ボーイッシュ」「アバンギャルド」の3つの方向性があります。

といっても、パーソナルデザインは他の5タイプと「キュート」の3種類を合わせて8タイプになる、ということではありませんよ。

「キュート」は3つのタイプに分かれるわけではなく、あくまで1つのタイプだからです。

「ガーリッシュ」「ボーイッシュ」「アバンギャルド」がある理由

「キュート」はかなり幅広いファッションを楽しめるタイプで、どこか(「どこもかしこも」ではなく)に個性のある物が似合います。

同じようなタイプに「ファッショナブル」もあるわけですが、こちらは大柄な雰囲気を持つ人が多く、多少「やりすぎ感」のあるファッションでも、持って生まれた「勢い」で着られてしまう場合もあります。

(もちろん、常識外れな格好を普段使いできるわけではなく、TPOを考えて選ぶべきなのは他のタイプと同じです)

一方、「キュート」さんの場合、小柄な雰囲気の人たちなので、少しやり過ぎるだけで「変なおちびさん」になりかねません。

「キュート」初心者さんのなかには、最初のうちは「キュート」に合うファッションを使いこなすのが難しいと感じる人もいます。

そこで、ある程度方向性を絞ってあげたほうがやりやすいだろうということで、「ガーリッシュ」「ボーイッシュ」「アバンギャルド」という3つの方向性をお教えすることがあるというわけです。

つまり、「キュート」さんがファッション選びしやすくなるようにするための補助。
これが3つの分類、というわけです。

繰り返しますが、あくまで補助に過ぎないわけです。

3つの分類を必要としない人が多い

ところで、この3つの分類ですが、実際の診断時にはそれほど出番を必要とするわけではありません。

「ガーリ~・ボーイ~・アバン~」の方向性を示すよりも、幅広いファッションを着られる人のほうが多いからです。

無理に方向性を示してしまうと、幅広く着られる「キュート」さんのはずなのに、逆にファッションの幅を狭めてしまう危険性すらあります。

というわけで――

よほど3つのうちのどれかに偏っている場合でもない限り、「キュート」さんを3つのどれかに絞らないでお伝えする――

これが原則となっています。

さて、この3つの分類が絶対的なものではなく補助でしかない、ということには、さらに大きな理由があります。

しかも、その理由はけっこう見過ごされがちなんですよ。

次回、その点について、お伝えしましょう。
それではまた――。

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養成講座公式サイトの「卒業生の声」に一件追加しました

公式サイト「イメージコンサルタント養成講座ベストカラーコム」
「卒業生の声」
に当講座卒業コンサルタントの感想文を一件追加しました。


― こちらは受診者用サイトではなく、イメージコンサルタント養成講座の紹介です ―


今回はS・Mコンサルタント(中部地方)
「イメージコンサルティングの高揚感を多くの人に伝えたい」
です。

講座を通して、イメージコンサルティングという仕事の素晴らしさをあらためて実感したことで、あふれ出した高揚感を多くの人に伝えたくなったという気持ちが描かれています。

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受診者さんの感想メール紹介――「貰った資料で自分が『やらないほうがいいこと』をしていたと知って」(20代・女性)

感想文紹介が続きますが、今回も受診者さんからの感想メールをご紹介します。

― 了承を得られたお客さまのみ紹介しています ―

今回の受診者のM・Kさん(20代・女性)の情報は――
  • パーソナルカラー:「冬」
  • パーソナルデザイン:「ファッショナブル・ナチュラル」

・M・Kさんの感想メール


本日は大変お世話になりました。

早速資料を送付いただきありがとうございます。先ほどまでまさに「やらないほうがいいこと」をしていたので、反省して頂戴した資料を読み込みます。

コンサルティング中にはお話していませんでしたが、過去に色彩検定とカラーコーディネーターの勉強をしたことがあり、多少は色を見れるほうかと思っていました。

ですが今日の結果からして、自分自身を含め「生きているひと」をみるのは、いかに難しくそれらと違う能力で、一筋縄ではないかないものかを思い知らされました。

手持ちの化粧品は殆ど要見直しとなりそうですが、それも楽しみです。

改めて、本日は本当にありがとうございました。

M・Kさん、ご感想、ありがとうございました。

文中でM・Kさんがおっしゃっている「やらないほうがいいこと」とは下記のリンク先の記事のことです。

受診者さん必見ですので、読まれたことがないかたにはおすすめしたい記事です。

  • 受診後にやっておきたいこと・やらないほうがいいこと
    記事リンク

こちら↓も必見です。

また同じく文中に、M・Kさんが色彩やカラーコーディネートの勉強をした経験があるけれど、イメージコンサルティングがかなり違ったものだとお感じになったという旨のご感想がありましたね。

たしかに一見似ているようなイメージコンサルタントとカラーコーディネーターですが、内容を深掘りするとかなりの違いがあるのがわかります。

次回の記事では、その点について特集してみようかな、と思います。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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