イメコンで「断・捨・離」【4】

衣替えの季節ですね。「断・捨・離」のお仕事依頼も来ています。

「イメージコンサルティングと『断・捨・離』ってどういうこと?」
という人は以下の関連記事(というか、前記事)をご覧ください。

【関連記事】
イメコンで「断・捨・離」
イメコンで「断・捨・離」【2】
イメコンで「断・捨・離」【3】
今回は上記事の補足みたいな内容なので【4】と連番を付けました。
似合うアイテムを”見つける”「断・捨・離」

断捨離 イメージ1イメージコンサルタントの「断・捨・離」は、依頼者の持ち物から、「似合うアイテム」を中心に残していくやり方です。

なかには、「これはもう使えないわ」と思っていたアイテムでも、他のアイテムと組み合わせれば、とてもステキになれる力がまだあると判明することもあります。

あやうくゴミになりかけていた物でも、あなたをステキに輝かせるアイテムに返り咲くことがあるわけです。

まさに、イメージコンサルタントがおこなう「断・捨・離」は、「捨てるかどうか」を判断する前に「これをどう使えば良いのかをお伝えする」のが、特徴と言って良いでしょう。

自分のワードローブに「使えるアイテムがこんなにあったのね」と悔しがる受診者さんも多いですよ (^ ^;)

使うアイテムが少なくなっていく理由

さて、常々、「断・捨・離」をしていて思うのは、次のこと。

年に一度も使わないような物に収納スペースを占められませんか?

断捨離 イメージ2収納が「使わないアイテム」で占められている状態だと、今度は日頃から使っているアイテムをしまう場所がなくなって、その辺にあふれてきます。

すると、目につく場所にある同じ物ばかりを、安易に使い回すことになっていくんです。

そして、他人から見たら「いつも同じようなものを着ている」ような印象になってしまう可能性があるわけです。

これでは、自分のテンションも上がりませんし、幸福感も味わえません。

定期的に「イメコンの断・捨・離」をおこなうのも良いでしょう。

もちろんこれは、ときどき、ごそっと捨てましょう、と言っているのではなく、

「使わなくなったアイテム」と「普段使っているアイテム」を全て並べて、「使える組み合わせ」がないか、を探す

ということですよ。

それではまた――。

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コンサルティング報告――「冬」「グレース・フェミニン」

今回は、コンサルティング報告です。

― 内容・写真はお客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のY・Sさんの情報は――
  • パーソナルカラー:「冬」
  • パーソナルデザイン:「グレース・フェミニン」

冬、グレース・フェミニンさんの写真1

今回の買い物コンセプトは――
  • 起業後のお仕事でも着られる洋服選び
  • 華やかな「グレース」タイプの装い

――です。

Y・Sさんは、これまでもある程度、ご自分に合うファッションを理解しておられましたが、どうしても無地のものに傾いていたそうです。

今後、独立して起業する予定だということでしたので、上品さという点を踏まえつつも、華やかなデザインをお選びしました。

冬、グレース・フェミニンさんの写真2

さて、Y・Sさんの感想もご紹介します。

Y・Sさんの感想メール


買い物同行は「まさかここまで!」という驚きです。
お願いして本当に良かったです。

自分では絶対に見過ごした服をたくさん買うことができました。

また、選んでいただいた服はどれも品があり、着るだけで風格が感じられる雰囲気になりました。ゆくゆく自分でも選べるよう、目を養っていきたいと思います。

また、シンプルなアクセサリーも欲しくなったので、明日、買わなかった2点を買い足そうと思います。(ブラックパールとシルバー)
それを合わせても20点で12万円です。安すぎます!

今後ともご指導の程、よろしくお願いいたします。

「自分では絶対に見過ごした服」という点がお買い物同行のポイントですね。

似合うアイテムはいくらでもあるのに、なかなかそこに気づけない人も多いです。

私が薦めたアイテムを手に、おずおずと試着室に入っていった受診者さんが、出てきて一番、

「まさか、こんなものが私に似合うなんて!」

笑顔でこのセリフを口にされる瞬間は、とても楽しい瞬間です。

Y・Sさん、感想文をありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。

それではまた――。

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受診者さんの感想メール紹介――「春」「ロマンス・ナチュラル」

今回はコンサルティングの感想メール紹介です。

― お客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のH・Fさんの情報は――
  • パーソナルカラー:「春」
  • パーソナルデザイン:「ロマンス・ナチュラル」

・H・Fさんの感想メール


パーソナルカラーについて、今回すごく衝撃を受けました。

私は以前他サロンで受診し夏と診断されました。自分でも受診前から夏だろうと思っていたので納得していましたし、夏色の洋服を着てもメイクをしても特に違和感は感じませんでした。

ただ、口紅だけは歯が黄ばんで見えました。私は自分の歯が相当黄ばんでいるからだと思い込み、本気でホワイトニングしようと考えていました。そして安い口紅だから発色の問題もあると思い、高いブランドの化粧品を集めるようになりました。

そして今回香咲さんに春と診断され、最初は納得していませんでしたが、春の口紅をつけた時に歯が白く見えることに気が付きました。
私はそこで自分の歯は決して黄ばんでいないと分かりました。夏色の口紅をつけていたことで黄ばんで見えていたんですね。

今では香咲さんに教えていただいた1000円以下の春色の化粧品でメイクしています。高くて似合わない口紅よりも断然馴染んでいますし、ブランドにこだわらなくなりました。

正直今回、パーソナルカラーは以前の夏という結果が覆ることはないと思っていたので、最初はカラー診断を少し億劫に思っていました。ですが、受けて良かったです。この先ずっと似合わない色の服、化粧品を買い続けることになるところでした。

この結果を母や友人に話すとすごく興味を持ってくれて近々受診したいと言っています。その時はどうぞよろしくお願いします。


● 後日、こんな追加報告もいただきましたので、いっしょに掲載します。

こんばんは!今日初めて春、ロマンスの洋服で出勤したらみんなに驚かれましたが、大絶賛でした (^◇^)

H・Fさん、ありがとうございました。

それにしても、「納得する」って実は危険なことかもしれませんね。
たとえ、まちがっていることでも、一度「納得」してしまえば、そこに疑う勇気を持つことはなかなかできませんから。

でも、H・Fさんは「歯の色の見え方」という点に気づかれ、「より深く理解しよう」と前へ進まれたわけですね。

ところで、私は安い化粧品のなかから似合うものを紹介することがよくあります。

これは、これまで使ってきた化粧品を変えるのに、「最初は高い化粧品で試すのはちょっと・・・」という人が多いので、そういう場合には安い化粧品を紹介するわけです。

安い化粧品に似合うものが多いというわけではなく、高級な化粧品にも似合うものはたくさんありますよ。お好きなほうを使われたら良いと思います。

それではまた――。

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Q:「診断の日にたまたま着ていった服の雰囲気で、診断結果が左右されるようなことはありませんか?」

先日、とある質問を受けました。

・Tさんからの質問


パーソナルデザインの存在を知った際にパーソナルデザインについて色々調べたところ、第一印象も診断材料になると書いている先生がいらっしゃいました。(香咲先生ではありません)

ということは最初に着ていく服の雰囲気なども重要なポイントになる気がしてなりません。

なぜなら、私は色々なテイストの服を時、場所、気分によってかなりガラリと変えます。エレガント系、お嬢様系、コンサバ系、クールセクシーな感じ(少しモードかな?)、かなりカジュアルなど、まったく違います。

なんならしゃべり方や仕草、モード(スイッチ切り替わる)も変わります。

自分ではあまりに違う自分がいすぎて、こんなカメレオンみたいな人でも正しく診断していただけるのだろうか? 本当に自分に似合うパーソナルデザインを診断していただけるのだろうか? と、ちょっと不安です。

この質問を受けて、サイトのQ&Aに追加することになったわけです。

なお、私の返信をまとめると、以下のようなものです。


まず結論から申し上げますと、何をお召しになっても、どのような所作をされても、診断には反映いたしませんので、ご安心ください。

実は、お客さまの中には、いつも着ているものとはあえて違うよそおいで、診断に来られる方も少なくありません。

その理由は、いつものよそおいのままで行って、そのままの結果になることを懸念されるからだそうです。
(電子書籍「外れるパーソナルデザイン」が参考になると思います)

しかしながら、受診者さんのいつもしているよそおいや、自由によそおいを変える点などに影響されるようでは、正しいコンサルタントの技とは言えないと考えております。

つまりは、T様が本来どのようなタイプで、その結果どういうよそおいをすれば一番自然でステキに見えるかのみを追求し、診断するのが、私の仕事なのです。

なお、どのような診断結果になっても、その後のよそおいや振る舞いをそれ(似合うアイテムや似合う動き)に合わせるかどうかは、ご自身で考えたり、楽しまれたりして、かまわないのです。

私自身は20数年、あまたの人の分析をしてきております。コンサルティング後もいつでもフォローさせていただきますので、どうぞ安心して受診されてください。

きっと楽しいコンサルティングになると思います。
どうぞ、楽しみになさってくださいね。

もちろん、第一印象を無視していい、というものではありませんよ。そこに囚われすぎて、コンサルタントが先入観を持ってしまっては「外れるパーソナルデザイン」診断をくだしていまいかねない、ということですね。

ちなみに、Tさんはこの後、無事に(?)イメージコンサルティングを受診されたのでした。

他にも不明な点があれば、いつでもお問い合わせくださいね。

お問い合わせ(無料)や診断依頼は→ こちらから

■ これまでのQ&A記事へのリンク
Q&A(よくあるご質問への回答)リスト


■ こちらでも他の質問にお答えしています。
公式サイト「よくあるご質問 (Q&A)」

「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」とパーソナルデザイン【2】

前回は、パーソナルデザイン・タイプごとの「テロンチ」の使い方について紹介しましたが、今回は「スカーチョ」「スカンツ」です。

えーと、ファッション用語って、なんでもありですね。

【前記事】「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」とパーソナルデザイン

「スカーチョ」と「スカンツ」

スカーチョ
「スカーチョ」「スカンツ」も聞き慣れない言葉ですが、造語ですね。

スカート+ガウチョで「スカーチョ」。
スカート+パンツで「スカンツ」。

――ということだそうです・・・。

どちらも、はやりのガウチョパンツより、見た目がスカートに近く、キレイめトップスにも合わせやすいですね。可愛らしさと動きやすさをあわ持つ使いやすいアイテムです。

実は香咲は、これまでも「キュート・ガーリッシュ」「グレース」「フェミニン」「ロマンス」タイプのお客さまには、このタイプをオススメすることが多かったのです。


ここで一番大切なのは――後ろ姿がどう見えるかですよ。

ガウチョパンツの記事でも書きましたね。

【関連記事】ガウチョパンツ――パーソナルデザイン別の使い方

楽なのはわかっていても、なかなかパンツがはけないという人もいますが、だいたいは「おしりの形がクッキリ出るのが気になるから」とおっしゃいます。

でも、そこをきちんとカバーしてくれるデザインさえを選べば、キレイに着こなせますよ。つまり、女性らしいデザインが似合う人にはうれしいパンツが「スカーチョ」と「スカンツ」ということですね。

それではまた――。

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「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」とパーソナルデザイン

この春の店先に出てきているファッションアイテムが、
「テロンチ」「スカーチョ」「スカンツ」
というもの。

ご存じないかたもいると思いますので、簡単に紹介。
(もちろん、パーソナルデザインにからめたお話です)

「テロンチ」=テロンとしたトレンチコート

テロンチの写真
テロンとしたトレンチコートで「テロンチ」・・・。

ベストカラーコムの代表が思わず「ファッション用語なのに、なんて名前の付け方・・・」と絶句していましたが、まあ、気持ちがわかりますね (^ ^;)

(なお、代表って私のことではないですよ。コンサルティング中には顔を出しませんが、メルマガ「センスが無くてもイメージコンサルタントになれる」では一緒に出ていますので、ご興味があればどうぞ)


「テロンチ」はレーヨンなどの柔らかい素材を使って張り感を減らし、サラッと羽織れて、女性らしさを表現できるコートです。

これまで、「ロマンス」タイプ・「フェミニン」タイプの人には使い勝手の悪かったトレンチですが、「テロンチ」なら、とてもステキに着こなせますよ。

先日のお買い物同行の際に、「フェミニン・ナチュラル」のお客さまに試着していただいた時も、とてもお似合いでステキでした。

ただし、「テロンチ」と言っても、上の写真の物以外にも、さまざまなデザインがありますので、パーソナルデザイン・タイプの特徴に合う「テロンチ」を上手に選びましょう。

さて、今回はここまで。
日をおかずに「スカーチョ」と「スカンツ」も紹介しますね。
それでは次回に――。

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