「グレース」「ナチュラル」さん、その服、仕事着になってませんか?

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

最近、パーソナルデザイン「グレース」タイプと「ナチュラル」タイプの人に、
「シンプルなファッション」
を目指しているつもりで、いつの間にか、
「仕事着みたいなオシャレ感のない格好」
になっている受診者さんから相談を受けることがあります。

ということで、今回は、

「似合うはずのシンプルファッション」で「オシャレがさっぱり」になっている「グレース」「ナチュラル」さんが、「シンプル」だけど女性らしく華やかなファッション をするためには――

というお話をお届けします。

シンプルが似合う「グレース」「ナチュラル」とは言うけれど・・・

パーソナルデザインのなかでも、「グレース」と「ナチュラル」の特徴として、

「あまり飾りすぎないこと」=「シンプルな服装でも似合う」

ということがあります。

少し派手めにすると「ファッショナブル」なら着こなせますが、この2タイプには途端に派手すぎるようになり、最悪、ケバケバしく見えることもあります。

セクシーさを醸し出すような服装「ロマンス」なら上品さを失わないで着られるのですが、この2タイプだと上品さが消えてしまいます。

どこかに変化のある個性的なファッション「キュート」ならオシャレに使いこなせるのですが、この2タイプだとその「変化の部分」が悪目立ちしてしまいます。

逆に、シンプルな服装でもオシャレになるのが、この他のタイプにはない「グレース」「ナチュラル」の長所とも言えるわけですね。

「シンプル」と「さっぱり」を混同しないで!

ところが、この「シンプル」がクセ者でして・・・

「グレース」「ナチュラル」の人のなかには、
とにかく飾り気を排除し、女性らしいデザインを排除し、色も単色にして――
という感じにしてしまう人もいます。

「シンプルなオシャレ」って一応「オシャレ」という言葉が入っているのですが、上のようにシンプルだけを突き詰めていくと、肝心のオシャレな部分がさっぱりと抜けてしまいます。

これでは
「仕事だからオシャレにしていないのね」
とか、
「男性みたいな格好ばかりで、女性らしい雰囲気のない人ね」
といった印象になってしまいますね。

これに加えて、パーソナルカラーが薄くて彩度の低い色(明るくて、くすんだ色)が似合う『夏』だったりすると、色のほうも白や青系ばかり、とさっぱりしたものばかり選ぶようになり、ますます仕事着っぽくなってしまうこともあります・・・

「シンプル」と「さっぱり」は違う。
「シンプルだけどオシャレ」なファッションとはなにか。

正解編は次回にてお届けします。
それではまた――。

続・外れるパーソナルデザイン

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ドラマ「義母と娘のブルース」――綾瀬はるかさん・佐藤健さん・竹野内豊さん

ドラマ「義母と娘のブルース」

尻上がりに人気上昇中のドラマとして以前、「逃げるは恥だが役に立つ」の主演である新垣結衣さんと星野源さんのパーソナルデザインを紹介したことがあります。

最近、同じように回を追うごとに視聴率が跳ね上がってきているドラマ「義母と娘のブルース」出演者さんのパーソナルデザインについて紹介します。

綾瀬はるかさん・佐藤健さん・竹野内豊さんのパーソナルデザイン
■ 綾瀬はるかさん
 ・パーソナルデザイン:「ナチュラル」
  • スラリとした直線的なスタイル
  • 厚化粧のいらない自然な美しさ

飾らない感じはまさに「ナチュラル」タイプ

今回は、そんな自然な雰囲気を封印してのお堅いキャリアウーマン役。

でも、その不自然さが、より一層おもしろさとわくわく感を感じさせ、かつ、爽やかさをも感じさせますね。

これらは、綾瀬さんの「ナチュラル」な持ち味とのギャップと、磨きのかかった演技力のなせる技でしょう。

ドラマとはいえ、絶対幸せになって欲しい! と願わせるのは、「ナチュラル」タイプの醸し出す嫌みのなさからなんでしょうか。

■ 佐藤健さん
 ・パーソナルデザイン:「ロマンス」

佐藤さんは一見だけでは、「外れるパーソナルデザイン」診断をされてしまう人かもしれません。

小柄でもあり、コミカルな演技もとても自然ですから、「ハイスタイル」タイプかと思わせますね。

でもそこは、冷静になって佐藤さんの全体像をしっかりと見てみましょう。

色気のあるお顔立ちと雰囲気に、「ロマンス」の特徴がしっかりと出ています。

「ロマンス」は、色気と、そして品もあります。
それだけに今回の役のような「チャラい青年」を演じると、その演技力もあいまって、ますますチャラさがでるわけです。

ファンのかたで、「あんなチャラくて馬鹿っぽい佐藤さんはみたくない」と言っている人もいましたが、そう思わせたとしたら佐藤さんの演技力の勝利なのかもしれませんね (^_^)

ところで――
他にも小柄で一見それとはわからない「ロマンス」タイプの人はいます。
そのうち、改めてご紹介したいと思います。

■ 竹野内豊さん
 ・パーソナルデザイン:「グレース」

お顔立ちが整っていて、上品で優しい雰囲気の竹野内さん。

低い声の静かな語り口も、やはり上品でステキです。

ドラマ内では早くに亡くなる役ではありましたが、娘のことを第一に考えた行動をとり、騒ぎ立てることもなく静かに去る・・・

その不言実行ぶりは、なんとも「グレース」にぴったりの役どころでしたね。

またいつか、あのような役の竹野内さんに会いたいと思わせられるドラマでした。

ところで、
タイトルが「義母と娘のブルース」ということで、もうひとりの主役である娘役を演じていらっしゃる上白石萌歌さん。

彼女のパーソナルデザインについてですが――
こちらは、もう少し様子見にしたいと思います。

まだお若いですし、今回のドラマの役や雰囲気だけで判断するのは少し早いかな、ということで・・・。

今後のご活躍のなかで上白石さんのパーソナルデザインも見えてくると思います。

有名人のパーソナルデザイン紹介もそこそこ気をつかっているベストカラーコムでございます。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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流行のブラウン眉にご注意を

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

「流行などのみんながやっていることに簡単に飛びつくのは、実はリスクがありますよ」
という話は、当ブログやメールマガジンでも繰り返してきたことですね。

前記事まで触れてきた「鉄板化粧品」の話も、この類(たぐ)いのケースと言えるかもしれませんね。

――で今回は、最近気になる流行の話。
「ブラウンの色を眉に使うことについて」です。

なお、眉の化粧についてのポイントは、以下のリンクから以前の記事を参考にしてください。

最近多い、眉にブラウンを使いたいという要望

最近は20代のお若い女性受診者さんが増えています。

そんな若い受診者さんの間からよく聞かれるのが、
「眉毛にブラウンをのせたい」
というお声です。

特に髪を明るく染めているかたに、この要望が多いですね。

たしかに一見すると、明るい髪色に眉の色を合わせれば髪と眉に統一感が出て、良い感じに思えるかもしれません。

流行しているのだから、問題ない。
そう感じてしまうこともあるでしょう。
(特に若いうちはその肌つやである程度、『似合う色』以外でも及第点で使えてしまう、という事情もありますし・・・)

でも、「流行」とか「憧れのあの人もやっているから」とか、そういうことを横に置いて、その眉をよくよく観察してみてください。

冷静になって見てみれば、ブラウンの眉、浮いて見えることに気づけるでしょう。

眉の色は髪の色に合わせるのではなく目の色に合わせよう

なぜ眉が浮いて見えるのか、というと、それは――
「目の色と合っていないから」です。

髪の毛の色は変化させられても、あなたの目の色は変わりません。

「似合う色」とは、究極的にはあなたの目を輝かせるためのものなんです。

そして、眉は「目の額縁」――目を輝かせるためのフレーム。

目の色と合わない色を使うというのは、合わない額縁によって、中の絵の価値を下げてしまうことになるのと同じことなんですね。

ということで、明るいブラウンの眉はおすすめしません。

では、何色を使えば良いか、というと、それは目に合った色。
つまり、「黒」か、ブラウンでも「焦げ茶」といえるくらいの濃~い色のもの ということになりますね。

メークしたあなたの顔を見るのは他人

ともかくメークとは自分の顔にするもの。
そして、自分の顔は鏡越しでないと見られません。

普段、あなたの顔を見るのは、他人だということですね。

だったら、
「他人がクールな視点であなたの眉をどう見ているか?」

常にこの考え方でメークをしていくことで、「正しい自分の眉」もおのずと見えてくるはずです。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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メークしても化粧品の色が映(は)えない肌になっていませんか? 【2】

前回、

「化粧をすればするほど、正しい化粧品選びが難しい顔になっていく」

という問題を解決する方法を紹介しましたが、その続きです。

休メーク日を作りましょう、と言われても・・・

前回、

「化粧品によって顔色が抜けていくことがある」
「だから休メーク日が必要です」

とお伝えしました。

休メーク日をもうけることで、顔色や肌つやが戻ってきます。

若いうちなら少しくらいの化粧品ダメージなんてものともしないでしょうが、「お肌の曲がり角」なんていわれる30代あたりになってくると、そうとも言っていられませんね。

休メーク日をつくって、肌つやを戻す時間がいるわけです。
肌を休ませることで化粧ののりがよくなり、ナチュラルメークでもステキになれるでしょう。

とはいえ、ここで問題がひとつ――

休メーク日を作れと言われても、「スッピンで外に出て行く」というわけにはいかない人も多いと言うこと。

全部やめなくていい。少しずつで良いんです

「メークを全くしない日は作れない。どうしよう!」

いえいえ、そんなに杓子定規に考える必要はないんですよ。

全部やめなくてもいいんです。

例えば――
今日はファンデーションをやめて、パウダー程度にして、ポイントメークで慣らしていく。
この程度でも良いことなんです。

つまり、肌を少しでも休ませていくのが目的の「休メーク日」ですからね。
一度に全部やめなてくも、少しずつ工夫すればいい。
それくらいの軽い考えでも充分だと思いますよ。

ところで、「慣らしていく」というのは、この場合、あなたの肌だけではありません。
ここには「周りの人間の目も慣らしてしまう」という意味も含まれています。

はっきり言いましょう。
あなたが上のような工夫をしても、周囲の人がそうそう気づくことはありません。
嬉しいのやら、悲しいのやら・・・。

それどころか、肌が回復してきて、つやつやしてくると、ますます周囲は気づきません。

いえ、むしろ、化粧ののりが良くなってくるので、ますます上手にメークできるようになって、褒められることが増える可能性すら高くなります。

特に男性に対して効果的。
彼らから見れば、「化粧いらずの肌をした女性」となるからですね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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メークしても化粧品の色が映(は)えない肌になっていませんか?

ここしばらくメーク選びについて紹介してきましたが、今回はもうひとつ注意したいポイントを紹介します。

問題は
「化粧をすればするほど、正しい化粧品選びが難しい顔になっていく」
ということです。

日々のメークが顔色を悪くすることもある

正しい化粧品選びは、安易な情報に飛びつくのではなく、自分の肌で正しくテストをしたうえで判断しましょう。

――というのが前回までの内容でしたね。

ところが、普段から化粧をし続けていると、とある問題が起きる人がいます。

それは、化粧品の成分によって顔色が薄くなっている人もいる、ということ。

同じ化粧品を数年も付け続けていると、顔色が悪くなってくる人がいるんです。
でも、毎日見ている顔なので、なかなか気づけない。

昔から使っている化粧品だから、と同じ物を使っていると、だんだん似合わなくなっていくこともあるのです。

例えば、口紅などがわかりやすい例です。
毎日毎日、口紅を付けていると唇の色って悪くなっていくんですよ。

唇に色がなくなっていくから、余計に口紅が必要になっていく
 ↓
でも、付ければ付けるほど唇の色が消えていく・・・

まさに悪循環ですね。

要するに、極端な言い方をするなら、
化粧は顔色を奪っていくこともある
ということです。

化粧品というのは、思ったよりも顔から色を抜いてしまう両刃の剣なんですね。

顔色が悪くなっている状態で化粧品テストしても、正しく判断できない場合もある

皮肉にも顔色をよくするための化粧品によって顔色が悪くなっている。

そんな状態で、その化粧品が似合うかどうかテストしようとしても、うまく判断できないといケースもあります。

もちろん、プロのイメージコンサルタントであれば、そういう場合でも判断できるように訓練していますから、コンサルタントに相談して選べば問題ありません。

でも、プロではない受診者さんなどが自分で判断しようという場合は、正しくテストできない場合もある、ということですね。

顔色を保つにはメークをしない日を作ること

そこで、お勧めしたいのが次のこと。

化粧は顔色を奪っていくので、休肝(禁酒)日のように「休メーク日」を作るようしましょう。

実際、メークをしない日を作るだけで、少しは顔色が戻ってきて、若々しさが復活します。

例えば、ある受診者さんの話


唇に色があまりないことにコンプレックスをいだいていらっしゃいたかたがいました。

彼女は、私からコンサルティングを受けたあと、私の勧めに従って、休「口紅」日をつくるようにしたのです。

すると、ほどなくして、唇の赤みが戻ってきた、と、喜びのメールをくださいましたよ。

特に、ファンデーションなんて、顔全体に塗るものですからなおさら「休日」をつくることをお勧めしたいところです。

顔色がよくなると、パーソナルカラーがますますひきたつようになりますし、化粧品選びもより簡単になっていくでしょう。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

続・外れるパーソナルデザイン

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「各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません」の反響

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

前回の記事
「各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は”ほぼ”ありません」
ですが、
「そういうことだったのか!」と腑(ふ)に落ちた、
という声がいくつも届きました。

「鉄板化粧品」とされる物を使ってみたけれどイマイチだった、という人がけっこういらっしゃるようですね。

でも――
「有用な情報」をまとめて発表しようという人はいても、
「有用な情報の真偽」をまとめたり、発表したりしようという人は少数ですよね。

どうしてもその手の情報は広がらないわけですが、それも仕方のないことだと思います。

(ですから、今回、そのテーマで記事を書いたわけですが・・・)

とにかく、今はさまざまな情報が飛び交う社会です。
でも、その情報は玉石混淆(ぎょくせきこんこう)。
良い物もあれば、それほどでもない物も出回っています。

化粧品に限らず、しっかりと”テスト”して使っていきたいですね。

お盆ですので、今回は短く、「前回までのまとめ」みたいな内容でした。

それではまた――。

続・外れるパーソナルデザイン

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