外れるパーソナルデザインの有名人例――石川遼さん(プロゴルフ選手)

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

先日、プロゴルフ選手の石川遼さんが、3年ぶりの大会優勝を飾ったというニュースが流れていました。

久々にお名前を聞いたなあ、と思っていたら、しばらく優勝からも遠ざかっていらしたのですね。

ということで、今回は、久々に有名人のパーソナルデザインについてお話しします。

なお――
彼もパーソナルデザインを誤診される危険性のある人だったりしますよ。

「外れるパーソナルデザイン」:パーソナルデザインが間違われやすそうな人、と言う意味。くわしくは電子書籍「外れるパーソナルデザイン」を参照ください。
石川遼さんのパーソナルデザインは?

石川遼さんが高校生のアマチュア選手でありながら、プロの大会で優勝したのが、もう12年前ですか・・・。

当時、何かで活躍した男性にはマスコミから「○○王子」とニックネームをつけられていましたが、石川さんも同様に王子ネームがつけられました。

少年でありながらの偉業。
でも、当人はいつも涼やかにマスコミに対応し、おどけた感じもない。
ついたあだ名が「ハニカミ王子」。

驕(おご)らないハニカんだ姿、ということですか。
なるほど、なんとも品の良い雰囲気ではありませんか。

ということは、やはり、石川さんのパーソナルデザインは「グレース」タイプ

――と言いたいところですが・・・
もっとよく石川さんを見てみると、違うタイプであることがわかります。

石川遼さんのパーソナルデザインはこちら↓

■ 石川遼さん
 ・パーソナルデザイン:「ファッショナブル」

はっきりいって石川遼さんって、全然、はにかんでないんですよね(苦笑)

「がっしりした体格」で、
いつも「堂々と」受け答えし、
若い頃から「野心的なことを口にしても嫌みがない」
むしろ、それでもさわやかで、若いのに横柄なことを口にしている、というイメージにはならなかったんですよね。

「顔つきも精悍(せいかん)な男らしさ」があります。
そして年齢を経るごとに、その精悍さは強くなっていますよ。

日本ツアーの選手会長を務められていますが、彼の礼儀正しくも堂々とした雰囲気なら、史上最年少での就任ということに不安を感じさせませんよね。

パーソナルデザインに関係なく、礼儀正しく振る舞える人はいる

ところで以前、イギリス王室のキャサリン妃についての記事でも
「上品にしているから『グレース』とは限らない」
ということを解説しました。

石川さんも同じで、お若い頃から大人たちのなかで揉(も)まれてきたからなのか、礼儀正しく振る舞っていらっしゃいますが、別に「グレース」以外の人は礼儀正しく見えないなんてことはありません。

上品に振る舞うのは、どのパーソナルデザイン・タイプであってもできることですからね。

それにしても、なぜ彼に「ハニカミ王子」なんていうニックネームがつけられたのでしょう?

まあ、当時は少年でしたから、マスコミとしては、「ファッショナブル」タイプの持つ強い男像を強調するよりは、少年の初心(うぶ)な部分を強調して、「日本国民の息子」みたいなイメージにしたかったのでしょう。

子供で礼儀もあるから、まあ、はにかんでいるように見えなくもない、というわけで・・・。

でも、今の石川遼さんは、もはや「国民の息子」ではなく、ひとりの立派なゴルフ選手、いやゴルフ戦士ともいえる大人の男性です。

これからの華やかなご活躍を期待したいと思います。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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受診者さんの感想メール紹介――「他人の評価を気にしていた自分が自信を持って過ごせるように」(20代・女性)

今回もコンサルティングの感想メールをご紹介します。

― お客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のM・Kさん(20代・女性)の情報は――
  • パーソナルカラー:「夏」
  • パーソナルデザイン:「グレース・フェミニン」

・M・Kさんの感想メール


先日はコンサルティングをしてくださり、ありがとうございました。また、早速資料を送ってくださってありがとうございます。

初めてお会いするまでは、どんなお人柄の先生なのかドキドキワクワクしていました。そして、扉を開けた瞬間、「この先生についていけばきっと素敵な自分になれる!」と謎の確信を感じました。

夏という診断結果になった時は心底驚きましたが、ドレープを当てた際の変化と自分を含めた皆さんの反応が全てを物語っていました。

診断の歴史に始まり、カラーやデザインのお話など、どれも興味深くて惹き込まれるように聞き入ってしまいました。特に、ドラマの配役にパーソナルデザインが関係しているというお話は、先生の仰ること全てが的を射ていて、身震いすら感じるほどでした。

また、時間を大幅にオーバーしてしまったのにも関わらず、私たちの些細な質問に真摯に応えて下さり、心から御礼申し上げます。先生の貴重なお時間を使ってしまい、申し訳ありませんでした。

「似合う自分になったら、他人からとやかく言われることはなくなる」という先生の言葉に感動しました。私自身、他人からの評価を気にしすぎて普段の生活が窮屈に感じることが多々あったので、今回のコンサルティングで、「客観的に見て1番輝ける自分」というものを学べて本当に良かったです。

夏というパーソナルカラーもグレース・フェミニンというデザインも、これからたくさん勉強していきたいです。特にパーソナルカラーについては未知の領域なので、勉強し甲斐があります。今からとても楽しみです。

M・Kさん、ご感想、ありがとうございました。

パーソナルカラーとパーソナルデザインは、ご自分の生まれ持った個性を生かせる色と形を教えてくれるもの。
つまり、本当の自分とはどんなイメージなのか、がわかるものですね。

――と言っても、自分のことなんてなかなかわからないものです。

ですから、予想外の診断結果は、M・Kさん自身にとっても、とても新鮮、かつ、未来を切り開いていく楽しみを多いに味わえるもの、となっていくと思います。

わからないことがあれば、いつでもご相談に乗りますので、頼ってくださいね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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受診者さんの感想メール紹介――「ようやく今の年齢なりの服選びが始められそう」(30代・女性)

今回もコンサルティングの感想メールをご紹介します。

― お客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のK・Yさん(30代・女性)の情報は――
  • パーソナルカラー:「冬」
  • パーソナルデザイン:「ファッショナブル・ロマンス」

・K・Yさんの感想メール


先日はありがとうございました。

35歳頃から化粧品も服も何もかも似合わなくなって来たと感じて悩みだし、パーソナルカラー(秋と誤診)、骨格診断(ストレート)、顔タイプ診断(エレガント)と受診したものの、答えを得られない日々でした。

パーソナルカラー秋という誤診の結果と、他人からは「落ちついてる」「しっかりしてそう」と良く言われていたので、パーソナルデザインがグレースなのではないか?(もしくはグレース・ロマンス)と予測していたので、ユナイテッドアローズやPLSTなどの無難なコンサバ服や、周囲からの好感度目当てにここ5年くらい流行の抜け感カジュアルを着ては「なんか地味…女らしさが消えた…でも若いころのような服は着れないし…」と悩む日々でした。

今回正しいパーソナルカラーとパーソナルデザインを知ることで、ようやく今の年齢なりの女性らしい服選びが始められそうな気がしました。

まずは口紅から冬仕様にすべく、診断帰りのその足でデパートに向かいました。今まで手を出す事の無かった、「こんな色はヴィジュアル系バンドマンしか使わないのではないか?」というような色がとても自然に似合いました。

ありがとうございました。

K・Yさん、ご感想、ありがとうございました。

よそさまの同業者をあまりどうこうと言うつもりはありませんが、K・Yさんはご自分でも誤診された「秋」では、「地味になってしまう」と実感されていたようですね。

ご友人がたの言う「落ちついてる」「しっかりしてそう」が、どうやってひねり出されてきた褒め言葉なのか・・・なんとなくその苦労も忍ばれます(苦笑)

K・Yさんは「ファッショナブル・ロマンス」ですから、「ファッショナブル」として存在感もあるタイプで「しっかりしてそう」にも見えますし、「ロマンス」の上品さから「落ちついてる」ようにも見えるのも確かです。

しかし、「冬」「ファッショナブル・ロマンス」のK・Yさんの最高のイメージをあえて一言で表すなら、「華やか」という言葉につきるでしょう。

これから、まさに大きなイメージチェンジに挑戦していかれるわけです。

大きな変化を前にして自分ひとりだけでは疲れるでしょうから、いつでもご相談に乗りますので頼ってくださいね。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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有名人をファッションの参考にするのは「失敗」の元【2】

ということで、「有名人をファッションの参考にするのは『失敗』の元」の続きです。

今回は有名人のファッションを参考にすると危険な理由の2つ――

  1. 有名人も自分に合った装(よそお)いばかりとは限らない
  2. あなたの個性は誰のマネでもない世界でひとつだけのもの

このうちの2について解説します。

2.あなたの個性は誰のマネでもない世界でひとつだけのもの

有名人を参考にしたい、という理由のひとつに、
「有名人にマネた格好を楽しんでみたい」
というものもありますね。

こういう遊びでマネるというのも、ファッションのひとつの楽しみ方ですから、まったく問題ないと思います。

(究極的には『ファッションは似合う物でないといけない』なんてことはない。そう思います)

問題は、有名人のマネをしていればステキになれる――というか、服選びに楽ができる――という考えがある場合は要注意、という話。

そもそもあなたは世界で、オンリーワンの人なんです。

有名人のマネをしても、その人にはなれません。
逆に、その有名人だって、あなたのマネはできないのです。

世界でひとつしかない自分の個性を誰かのマネで「二番煎じ」にしてしまうのは、本当にもったいないことなんですよ。

まして、有名人の写真や映像を見て、マネしようとしても、そもそも写真や映像には手が加わっている場合がほとんど。

例えば、映像の場合は、強い照明やファンデーションのベタ塗りで肌の色を飛ばしていたりします。

似合っていないファッションでも、共演者が無条件で褒めたたえたりもします。前回の記事でのべたように、広告ですからね。

写真の場合は、そもそもCGで処理されるのは当たり前のことです。現実の顔やスタイルが写真や映像と差があることなんて、ざらですね。

そんなメディア上の「普通じゃない状態」の人たちを、「普通の状態」のままでマネると、バランスが悪くなってしまうのも、ご理解いただけるでしょう。

そもそもパーソナルカラーやパーソナルデザインのパーソナルという部分は、
「”あなたの”生まれ持った個性に合うファッション」
という意味です。

”あなたの”個性――
それは”他人の誰か”を参考にしてできあがったものではない、”あなただけ”のもの。

ぜひ、その「世界でひとつだけの個性」に自信を持って、自分の世界を作っていってください。

もちろん、ひとりきりで悩む必要はありません。
何度も何度も言っているように、そこにコンサルタントがいるのですからね。

他にも理由があります

ところで――

有名人を参考にするのが難しい理由は、こまごまとしたものなら他にもあるわけですが、それについては当ブログのバックナンバーで紹介していますので、そちらも参考にされてみるのも良いでしょう。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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有名人をファッションの参考にするのは「失敗」の元

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

今回は、受診者さんの感想メールではない記事をお届けします。
超々ひさびさですが・・・。

前回のA・Nさんの感想メール紹介記事内で、
「有名人を参考にするのは、いくつかの理由で非常にハードルが高い」
と書きましたが、その理由をご紹介しましょう。

有名人を参考にすると失敗の始まり?

ときどき、
「どの有名人を参考にすればいいですか?」
という質問を受けます。

「憧れの人に近づきたい」とか「誰かを参考にして服選びを楽にしたい」とか・・・
そんな有名人を参考にしたい気持ちもわかります。

ですので、参考にできるような有名人がいれば、紹介することも、なくはありません。

「なくはありません」なんて、ナイのかアルのか、よくわからないような書き方をしましたが、本当のところは、積極的に「有名人を参考にしましょう」とは言わないようにしているのが実際のところです。

もちろん、そこにはちゃんとした理由がありますよ――それも2つ。

  1. 有名人も自分に合った装(よそお)いばかりとは限らない
  2. あなたの個性は誰のマネでもない世界でひとつだけのもの
1.有名人も自分に合った装(よそお)いばかりとは限らない

有名人、というか、この場合、モデルや女優といった人たちのことですが、彼女たちがテレビやステージ上で見せているファッション。

あれって多くの場合、自分で選んだ物ではないケースが多いそうです。

実際、有名ファッション誌のモデルさんであっても、その着ている服がパーソナルカラー・パーソナルデザインにあっているかと言えば、そうでない人も多かったりします。

そもそも、ああいったマスコミなどは、「モデルさんを紹介すること」が目的ではありませんよね。

目的はあくまで「服や化粧品の宣伝」です。

つまり、有名モデルに「売りたい服」「売りたいアクセサリー」を使わせ、「売りたいメーク」をさせて、「あなたもぜひ、このモデルのマネをしてね」と宣伝しているわけです。

そういう人たちのファッションを参考にするよう、コンサルタントが言ってしまうと、かえって受診者さんを迷わせてしまうことになるのは、ご理解いただけるでしょう。

かつて、あるメーカーのかたがこんなことを正直に言っていました。

「売りたいものを某モデルに着せると、客は飛びつく。モデルに似合うか似合わないかは関係ない」

客のことを、投げ込まれた餌に集まる池の鯉みたいに言ってますが、実際、モデルの集客効果は高いようですね。

ただし、ひとつ冷静になって理解しておきたいのは――

さっきも説明したように、有名人のファッションは、自分で選んでいるのではなく、スポンサーの意向に従っているケースが多い、ということです。

そして、マスコミの多くもスポンサーの意向に従って、そんな有名人のファッションをほめたたえるわけです。

広告業界なんだから、全てが広告になるのは、しかたがないのかもしれませんが、消費者側である私たちのほうも、かしこくならないといけないということなんでしょうね。

ということで、今回はここまで。

次回は「2.あなたの個性は誰のマネでもない世界でひとつだけのもの」についてお届けします。

それではまた――。

続・外れるパーソナルデザイン

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受診者さんの感想メール紹介――「これからは自信を持って自分の女性らしさを活かすファッションを」(30代・女性)

もはや定番となりましたが、今回もコンサルティングの感想メールをご紹介します。

― お客さまの了承を得られた場合のみ紹介しています ―

今回の受診者のA・Nさん(30代・女性)の情報は――
  • パーソナルカラー:「春」
  • パーソナルデザイン:「フェミニン・ロマンス」

・A・Nさんの感想メール


香咲様
写真と資料ありがとうございました!

早速、ドラッグストアで買える春メイクの化粧品でメイクしてみたところ、「発光してる!?」というくらいイキイキした表情になった気がします。

今までは夏メイク(編注:以前、別所で「夏」と誤診されていました)で色白&透明感出せてると思ってましたが、たぶん周りから見ると幸薄い感じになっていたのではないかと思います。夏メイクの化粧品は勿体ないので、気配を消したい時用に取っておこうと思います。

早速ですが、質問です。
「春・フェミニン・ロマンス」の組合わせの場合、参考にできる芸能人はいるでしょうか?
パーソナルデザイン診断前の講義では、それぞれ個別のデザインの芸能人を教えて頂いたのですが、組合わさった時のイメージが掴めなくて。教えて頂けると嬉しいです。

それにしても春・フェミニン・ロマンスって、春の女神って感じの字面ですね。
実は仕事が理系エンジニアで、普段は男性の中で働いている私には少しくすぐったいくらいの「THE・女性」といった診断結果でしたが、これからも自信を持って、女性らしい格好をしたいと思います!!
(普段から割りと女性らしい服装ではありましたが、見た目くらいは女性らしくしないと。。。という後ろ向きな気持ちで服を選んでました。)

これからも色々質問させていただくと思いますが、よろしくお願いいたします。

A・Nさん、ご感想、ありがとうございました。

「春」「フェミニン・ロマンス」となれば、「明るい色に包まれた、ふわふわとして品の良い女性らしさ」が活かせるタイプ。
まさに、A・Nさんの「春の女神」という表現にも合っていますよね。

もちろん、「女性らしさ」と言っても、その種類はさまざまです。
自分に合ったファッションとメイクで、大人の女の魅力を活かすことができるのは、どのタイプでも変わりませんので、他のタイプのかたでもご安心ください。

さて、A・Nさんのご感想のなかで、「芸能人を参考にしたい」というご相談がありました。

――が、実は有名人を参考にするのは、いくつかの理由で非常にハードルが高い話になってくるんです。

次回あたり、有名人に関する注意点、というかポイントを紹介できれば、と思います。

ということで、今回はここまで。
それではまた――。

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