「キュート」はあくまで1つのタイプ の補足回です。
1.Q:キュート・タイプで分類しないケースがある理由は?
2.「キュート」の3つの分類はただの補助
3.「キュート」の3つの分類はただの補助【2】
4.「キュート」の3つの分類はただの補助【3】
5.「キュート」の3つの分類はただの補助【4】
「年齢によって、パーソナルカラーやパーソナルデザインは変わらないが、似合うものは多少変わる」
と前回の記事で説明しましたが、実はこういった話は「キュート」だけのものではありません。
「キュート」以外のタイプでも、「年齢によって多少似合うものが変わる」ということはあります。
たとえば、「ナチュラル」タイプでも、若いころは長い髪をさっそうと伸ばしていて許されていても、年配になると立場上、あまり長い髪をさらしたままではいられないケースもあります。
これは年配の人がロングヘアのままでいるのは、私たち日本人のなかではあまり常識的ではないから、という理由です。
中年になって10代の女の子のような服装や髪型をしていたら、周囲の「常識的」な人たちから「年甲斐もない人だわ」などと低く見られるかもしれません。
「年齢や世代に合ったファッションや雰囲気」というのは、たしかにあります。
年に合わないファッションでは、決してイメージが良くなることはありませんね。
ただ、パーソナルカラー・パーソナルデザインに合っているアイテムなら、多少、年代ごとのファッションに対する幅が広がるメリットはあるのですが、何事も限界もありますから・・・。
当然ですが上の話は年齢だけに限ったものでありません。
その時どきの場所柄や、立場、シチュエーションなども考えて使うアイテムを選べる人が「イメージの良い人」につながるわけです。
一般的な常識や風習――つまり、「TPOに基づいて、あなたに求められている空気感」みたいなものを無視するのはおすすめできません。
「似合っているから良いのよ!」といくら押し通しても、周囲の視線が冷たくなってしまっては、自分の印象を下げるだけですね。
イメージアップのためにあるのが、イメージコンサルティング。
年齢・時・場所・シチュエーションに合わせて、うまく似合うアイテムを取捨選択していきましょう。
とはいえ、人は「自分が年をとって変わっていく」ことに鈍感なもの。
定期的にコンサルタントに相談するクセを付けるのも良いかもしれませんね。
ということで、今回はここまで。
それではまた――。
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