皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。
さて――
昨年来から、10代~20代のお若い受診者さんが連日、イメージコンサルティングを受けられています。
急にお若いかたが増えた理由は横に置いておきますが、少し気になった点をお伝えしておこうか、と思います。
お若い受診者さんのなかには、パーソナルカラー・パーソナルデザインの診断結果が出たあとに、次のような質問をされるかたが、けっこういらっしゃいます。
「このなかから、私にとって一番ベストな色やデザインは何ですか?」
たくさんの色やデザインを並べられれば、どれを選べばいいのか迷うもの。
そのなかから、一押しがあるなら、とりあえずそれで――
そう、考えるのも人の性(さが)というものでしょう。
お気持ち、わかります。
ですが、当社ではベストカラーコムなんて名乗ってはいても、どれかひとつをベストです、とお教えすることはしていないんです。
理由は、
ベストな色/デザインを教えると制服指導になるから
と考えているからです。
制服指導・・・つまり、「それしか着てはいけない」かのように、コンサルタントからベストと伝えられたものばかり着るようになることを言います。
「ベストなものを着て何が悪いの?」と思うでしょ?
悪くはないんですよ。
最初のうちは・・・。
問題となるのは、なかには、もうずーっとそればかり着て、他の色やデザインは全然使えなくなってしまう人がいることです。
結果的に下のようになってしまう。
- パーソナルカラーで使える色がたくさんあるのに、使える色が減っている
- パーソナルデザインによってデザインの幅が広がっているはずなのに、同じ形のものしか着られなくなる
こうなるとベストカラー/デザイン以外は、まるでダメな色/デザインであるかのようになってしまっていますね。
これは、まさにコンサルタントが「ベストなものはこれ」と気軽に伝えたせいなんです。
そして、こういう「ベストなところに落ち着いた人」が他人から受ける評価が、いずれどうなっていくか、というと、これ↓
「いつも同じ格好をしている人」
この評価の何が問題で・・・そしてどうすればいいのか・・・については次回に続きます。
それではまた――。
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