イメージコンサルティングを受診したあと、受診者さんにぜひ「やってほしいこと」「やらないほうがいいこと」の続きです。
一応、以下の但(ただ)し書きを再度、載せておきます。
- コンサルタントが発する情報を読み込む
- コンサルタントから直接、似合うものを学ぶ
- 似合うファッションを実践して、結果を実感!
お医者さんにかかると診断は最初の一歩にすぎませんよね。
診断後、医者の指導の元で対応を進めていくのが普通です。
イメージコンサルティングも同じようなものとイメージしてください。
コンサルで情報や知識を得たからといって、これだけで確実に自分に合ったイメージを理解できるなら、それはもう、天才の領域。なかなかそんな風にできないのが現実ですね。
「診断を受けたのだから、もう自分だけでちゃんとできないといけない!」みたいに焦る必要はありません。
コンサルタントに相談して、いろいろと学びながら、次のステップをゆっくりと目指せば良いのです。
・ワードローブの整理をしましょう
診断を受けて帰宅したら、最初にするのは、ワードローブの整理です。
自分の持ち物のなかから、「使える物」と「使うのが厳しい物」に分ける作業をしましょう。
といっても、いきなりそんな作業が完璧にできるものではありませんから、とりあえず、お渡ししたカラー手帳・資料を見ながら、試行錯誤してみる――
これくらいの感覚で進めましょう。
人によっては最初から完璧にできないと不安になる人もいますが、何度も言うように、最初から完璧にできる人はほとんどいません。
焦って適当に「似合う・似合わない」を判断してしまうと、間違ったことを信じてしまう危険性が増すだけです。
最初は「お試し感覚でやってみよう」くらいの感じでやることをおすすめします。
ちなみに、この時、手元に4シーズン・全色カラーチャート(A5版)があると、とてもわかりやすくなりますよ。
印刷やスマホの画面越しではない、布製チップでできた全シーズンの色見本は、ワードローブ内の自分の「季節」とそうでない物の見極めにとても役立つことでしょう。
・お買い物同行などで自分に似合うものを学ぶ
お買い物で失敗してしまうとお財布へのダメージが恐ろしいことになりますね。
場合によっては数万円が軽く飛んでいくことも・・・。
そうならないように、診断を受けたばかりの頃であれば、それこそ慎重になって、コンサルタントを連れてのお買い物をおすすめします。
人によっては似合うアイテムがお店にあっても、「こんな物、私に似合うはずがない」と思い込んでスルーしているケースがあります。
(つまり、これが間違った理解の仕方をしている例というわけですね)
こういう受診者さんのために、コンサルタントには「試着するだけなら無料なので試してみましょう」と、あなたの背中を押してさしあげる役割があるのです。
自分の殻を打ち破るためのお勉強――
これが「ただの似合う物探し」にとどまらない、買い物同行の大きな意義だったりするんですよね。
この殻が破られ、新たな世界に飛び出す感覚を多くの人に味わってほしいと、私は思います。
長くなってきましたので、次回に続きます。
それではまた――。
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