Q:パーソナルデザイン診断で、違うタイプを消していった順番の意味を教えてください

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

今回もQ&Aです。

:パーソナルデザイン診断で、私のタイプに絞り込んでいく際に、違うと思われるタイプだを次々と外されていかれましたが、なぜその順番で外してたのか理由を教えてください

どれほど違うと思えても、残ったパーソナルデザインがあなたのタイプ

パーソナルデザイン診断は、いきなり「あなたは『ロマンス』タイプです」と決めつけて終わり――なんてことにはなりません。

基本的には消去法でおこないます。

受診者さんのタイプと合わないものから順番に、その理由を説明しながら外していき、最後に残ったものが、その人のパーソナルデザイン・タイプだと判明するわけです。

言うなれば、パーソナルデザイン診断は「当てるやりかた」ではなく「絞り込んでいくやりかた」というわけですね。

有名な探偵小説の主人公シャーロック・ホームズが述べた、これまた有名な言葉があります。

「全ての不可能なことを外していき、最後に残ったものが、どれだけ奇妙であっても、真実である」

これと同じように、診断では当てずっぽうの推理ではなく、コンサルティング技術を駆使して、タイプの絞りこみがおこなわれるわけです。

外した順番に、受診者さんの参考になる部分はないと考えてください

例えば、同じタイプでも、Aさんは「ナチュラル」をさっさと外したのに、Bさんはかなりあとになってから「ナチュラル」が外された・・・なぜ?

この絞り込みの順番に意味があるのか、ということですが、考えなしにやっているわけではないので、当然ながら意味があります。

あくまで「コンサルティング技術としては」ですが。
でも、受診者さん本人には、あまり意味のない話だったりします。

そもそも、受診者さんの個性や雰囲気は千差万別です。
同じパーソナルカラーやパーソナルデザイン・タイプの人であっても、微妙に雰囲気が違うということもよくあります。

ですから、その「微妙な個性の違い」に合わせて、絞り込みの順番も変わるわけで、何度も言うように、これはコンサルティング技術の話になってくるわけですね。
パーソナルデザイン診断は単純な引き算で答えをだしているのではないのです。

大事なのは、そんな診断過程ではなく、診断結果をしっかりと理解すること。

外したタイプについては、その都度「なぜあなたがそのタイプではないのか」をくわしく説明していますから、そこをしっかりと理解していただきたいと思います。

まず自分のタイプを理解することに全力を尽くすほうが、あとあとお得です

診断を受けたばかりの頃は、自分のタイプについてすら理解が完璧ではない状態の人も多いですね。

そんな状態の人に、ご自分のタイプ以外の、さほど重要でもない情報をコンサルタントがいろいろとお教えしても、受診者さんは混乱するだけです。

ということで、はっきり言いますが――

外した順番を重要視することで、受診者さんの理解に、間違いや勘違いが生まれる危険性すらあります。ご注意を。

重要なのは診断の結果であり、そこを理解することです。

そして、受診者さんが自分のイメージを活かしたファッションを使いこなせるようになっていくこと。

人生をより良い方向にステップアップさせていくための手段にならなければ、イメージコンサルティングを受けた意味などなくなってしまうのですから・・・。

そのためにまずは、当ブログやメルマガ、当社の発行している電子書籍などを読み込んだりして、診断結果をしっかりと理解することから始めることをおすすめします。

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Q:私に合う具体的なアイテムやブランド名は何ですか?

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

今回もQ&Aです。

:私のタイプ合うアイテムやブランド名、コーディーネートの参考になるものなどがあれば教えていただけますか?

ブランドやアイテム名を訊(き)くと、むしろ服選びに失敗しやすくなる人が多い

よく受診後に、「似合うアイテムを教えてください」「自分に似合うブランドはどれですか?」「参考にできそうな有名人は誰ですか?」といったような質問をされる場合があります。

コンサルタントに具体的な名前を聞くことができれば、楽に自分に合うものが見つかりそうに、一見、思えますが、実がこれ、あまりおすすめできないやり方です。

というのも、似合うアイテムと一言で言っても、その幅や種類は無数にのぼり、それを少数に絞ってしまうのは、とってももったないことだからです。

似合うブランドを探すのも同じことで、別のブランドにも、似合うアイテムがあるわけです。ひとつに固執して幅を狭めてしまうのでは、イメージコンサルティングを受けた意味が薄れてしまいますね。

(イメコンの目的は、「似合う制服」を教える場というものではなく、あなたが幅広くファッションを楽しみながら、自分のイメージアップをはかっていく、というものです)

しかも、最近は、ひとつブランド内でも流行に合わせたりして、さまざまな商品を生み出しています。そして、そのすべてがあなたに似合うとは限らないわけですから、このブランドが良いですよ、と安易には言えないのが現状です。
(一昔前は、ブランド毎に明確にイメージが違う時代もあったんですけどね・・・)

有名人の参考例を質問される問題は過去記事で説明していますので、こちらもご覧ください。

見つけたアイテムごとに似合うかどうか訊いてくるほうが正確なアドバイスが可能です

ずばり、コンサルタントに何を質問するのが一番うまいやり方か、というと――

気になったアイテムを見つけたら、「これはどうですか?」と、その画像などをお送りいただいた方が、具体的にご指導できます。

できれば、試着している写真が良いのですが、アイテムだけの画像でも、ある程度はアドバイスできると思いますよ。

ご説明が必要なら、お電話で具体的なアドバイスも可能です。

もちろん、何度も言っていることですが、お買い物同行を受けられると、自分に似合うものを見つける力がつくのは確かです。

以上のように、ひとつ訊いてあとは自分だけでやろうとするよりも、コンサルタントをうまく使って、一歩一歩、自分のパーソナルカラー・パーソナルデザインを理解していくのが、実はもっとも早道だったりするのです。

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Q:パーソナルデザイン診断結果、メインとサブの2タイプが相反する個性のものだったら、どうすれば?

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

今回はQ&Aをお届けします。

:パーソナルデザイン診断でメインとサブということで2タイプが言い渡されますが、この2つが相反する個性のものだった場合、どう受け止めればいいのですか?

パーソナルデザインの6タイプはそれぞれ相反する――わけではない

通常のパーソナルデザイン診断では、ひとりの受診者さんにメイン・サブで2タイプを出すのが通例です。

先日も、「ナチュラル」「ファッショナブル」タイプをメイン・サブにした診断結果がでたことがありましたが、後日、その受診者さんから、

「さっぱりした『ナチュラル』と派手な感じの『ファッショナブル』の組み合わせが想像できなくて服を買えない」

といったご相談がありました。

一見すると、パーソナルデザインの6タイプは、どれもまったく違う個性のものですね。
それらを組み合わせるのは、矛盾するようなイメージに感じる人も多いようです。

しかし、まずはその、「パーソナルデザインの各タイプはそれぞれ相容れないもの」という考えは捨ててください。

2つのタイプから特徴の一部分を持ってきて、足したり、混ぜたりする

ファッションは化学実験ではなく、「混ぜるな、危険!」なんてものはありません。

むしろ、パーソナルデザインの個性からそれぞれ”一部”を引っ張り出してきて、足したり、混ぜたりして相乗効果を狙っていくのです。

例えば、上記の「ナチュラル・ファッショナブル」の例であれば、

「基本が『ナチュラル』に合うさっぱりと、そしてスラリとしたデザインの物を使うなら、その柄やデティールに華やかさや強さがあるものを選ぶ」

とか、

「全体のデザインが『ファッショナブル』に合うアシンメトリーや襟が大きいものを使うなら、柄には無地や細いストライプを選ぶ」

といった使い方ですね。

つまり、見た目を完全にがらりと変えてしまうものを選ばなければならない、というレベルの考え方はしなくてもいいのです。

2つのパーソナルデザインを使い分けるバランス

そもそもTPOによっては、ほんの少し細部を変えることしかできない場合も多いですね。

例えば職場などがそうですが、他の人とまったく違う見た目になんてできませんから、細部にあなたのパーソナルデザインに合ったパーツを取り込めば良い。

大事なのは2つのパーソナルデザインを使い分けるバランスです。

とはいえ、「そのバランスがよくわからない・・・」というかたもいらっしゃるでしょう。そういう場合は、お買い物同行などを受けられて、コンサルタントから直接学んでいかれることをおすすめします。

診断を受けただけではわからないことも多いのは当たり前ですが、そこから一歩一歩進んでいくことで、パーソナルデザインの正しいバランス感覚を掴んでいくことができるでしょう。

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