前回、
「化粧をすればするほど、正しい化粧品選びが難しい顔になっていく」
という問題を解決する方法を紹介しましたが、その続きです。
前回、
「化粧品によって顔色が抜けていくことがある」
「だから休メーク日が必要です」
とお伝えしました。
休メーク日をもうけることで、顔色や肌つやが戻ってきます。
若いうちなら少しくらいの化粧品ダメージなんてものともしないでしょうが、「お肌の曲がり角」なんていわれる30代あたりになってくると、そうとも言っていられませんね。
休メーク日をつくって、肌つやを戻す時間がいるわけです。
肌を休ませることで化粧ののりがよくなり、ナチュラルメークでもステキになれるでしょう。
とはいえ、ここで問題がひとつ――
休メーク日を作れと言われても、「スッピンで外に出て行く」というわけにはいかない人も多いと言うこと。
「メークを全くしない日は作れない。どうしよう!」
いえいえ、そんなに杓子定規に考える必要はないんですよ。
全部やめなくてもいいんです。
例えば――
今日はファンデーションをやめて、パウダー程度にして、ポイントメークで慣らしていく。
この程度でも良いことなんです。
つまり、肌を少しでも休ませていくのが目的の「休メーク日」ですからね。
一度に全部やめなてくも、少しずつ工夫すればいい。
それくらいの軽い考えでも充分だと思いますよ。
ところで、「慣らしていく」というのは、この場合、あなたの肌だけではありません。
ここには「周りの人間の目も慣らしてしまう」という意味も含まれています。
はっきり言いましょう。
あなたが上のような工夫をしても、周囲の人がそうそう気づくことはありません。
嬉しいのやら、悲しいのやら・・・。
それどころか、肌が回復してきて、つやつやしてくると、ますます周囲は気づきません。
いえ、むしろ、化粧ののりが良くなってくるので、ますます上手にメークできるようになって、褒められることが増える可能性すら高くなります。
特に男性に対して効果的。
彼らから見れば、「化粧いらずの肌をした女性」となるからですね。
ということで、今回はここまで。
それではまた――。
電子書籍
「続・外れるパーソナルデザイン」
好評発売中:詳細ページへのリンク