皆さま、こんにちは。
イメージコンサルタントの香咲ハルミです。
最近、「キュート」のタブーについて紹介しましたが、「キュート」タイプの人がやりがちなことがもうひとつあります。
タブーとは関係ない話になるので「番外編」として、そちらもご紹介したいと思います。
1.「キュート」タイプが苦しむことになるタブー3原則
2.「キュート」タイプが苦しむことになるタブー3原則【2】
3.「キュート」タイプが苦しむことになるタブー3原則【3】
4.「キュート」タイプが苦しむことになるタブー3原則【4】
「キュート」タイプのタブー対策とは、自分の行動を注意しよう というものでした。
「キュート」さんは、小柄な雰囲気の人が多いせいか、体の動かし方もちょこまかになりやすい、と前回書きましたね。
その分、テキパキと動く人も多いです。
体が小さい分、のんびりやっていたら他人に追いつけませんから、さっさと動かなければいけない時も多いせいでしょう。
でも、そんなゴムボールのように跳ねているのが魅力的にすらなりうるので、それは問題ないことです。
ただ、やりすぎるとタブーになる、ということでしたね。
ところが、「キュート」タイプの人のなかには、自分がテキパキと動けるのだから、
「他人にも、ちょこまかと早く動くことを指示したくなる」
という例がけっこう見られます。
よくあるのが下の例――
↓
結果、ゆっくりした動きが似合う「フェミニン」「ロマンス」の子が、イメージに合わない動きをするようになって、がさつな印象の大人に育ってしまう。
パーソナルデザインの違いを知って、長年の確執が解消したという母娘のケースもいくつかありましたよ。
「親子であっても『違う個性』『違うペース』で生きている。押しつけても娘を苦しめるだけ」
とお分かりになった、ということでした。
人それぞれでペースは違うもの。
パーソナルデザインによっても、それぞれ違う
「似合う体の動かし方」「個人に合ったペース」
があります。
自分がどう他人から見られているか、を知って、
「どんなファッション・どんな動き方が自分に似合うのか」
を知るのがパーソナルデザインです。
そして、それは同時に、
「自分とは違うパーソナルデザイン・タイプの人には、自分とは違うファッションや動き方が似合う」
ということも知ることができる、ということでもありますね。
みんなが自分のパーソナルデザインを知って、お互いの個性を尊重しあう世の中になれば、ペースの違いでイライラし合うこともかなり減っていくでしょう。
実際、「ロマンス」タイプの受診者さんがこんな感想をくださいましたよ。
「あなたはいつもゆったり動いていてそれが合ってるけど、よく考えれば仕事はとてもテキパキすませてるわね」
つまり、
「ゆったり動くのが似合う」=「仕事ができない」ではない、
ということですね。
自分に合ったペースをしっかりと保ちながら、仕事でも信頼を得られる。
この受診者さんは、まさに「イメージが良い人」になっている、と言えるでしょう。
これもまたパーソナルデザインのすばらしさのひとつ、と思います。
それを実感して貰えるのは、イメージコンサルタントとしては、とてもうれしいことなんですよ。
ということで、今回はここまで。
それではまた――。
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