今回は、お堅い職場のような場所で、悪目立ちしないアレンジの方法を、各パーソナルデザインごとに紹介します。
【前記事】
ステキに目立つか、悪目立ちするか
ステキに目立つか、悪目立ちするか【2】
シャープなものをどこかにとりこむだけ。
べつに派手な格好をする必要はありません。
たとえば、カーディガンやジャケットやなどを無地にすれば、中に着るブラウスやキャミソールにさり気なく幾何学模様を使うとか、またはトップスを無地にしてスカートにストライプを使う……
など、です。
細部にやわらかさが加われば良いですね。
襟(えり)がほんの少し柔らかいデザインになるだけで印象は格段にかわります。
あるいは、スカートの素材を柔らかいものにする……
など、です。
個性的な物が似合う「キュート」タイプは、ジャケットに肩章がついていたり、少し目立つボタンが一つついているだけでオシャレに見えますよ。
「ナチュラル」タイプはお堅い雰囲気とは相性が悪い、と思っている人が多いでしょうね。
でも、シャツブラウスの襟をジャケットの襟の上に出すとか、ブラウスを中に入れずにオーバーにしてベルトをすると、キチンと感も出て、ラフな雰囲気もさりげなく演出できますよ。
上品なタイプである「グレース」はフォーマルとの相性は抜群ですから、簡単ですね。
ただし、品の良い動きをしないと、服よりもそちらのほうが「悪目立ち」するタイプなので、ご注意を。
要するに、似合うファッションとは、コスプレみたいに「大きな変化がないとダメ」というものではない、ということです。
細かい部分を変えていくだけでも良い印象をつくりあげることができるんですよ。
それではまた――。