少し前まで「眉は細く整えてこそ」というような流行でした。
でも、昨年(2016年)あたりから、状況は変わってきました。
あれほど、「細眉でないとイヤ」と言っていた人々の間で、太めに整える眉がはやりだしています。
実は私は、細眉流行時代に、
「もう少ししたら太眉が、またはやるようになると思いますよ」
と言い続けてきました。
メルマガなどでも何度か書いてきました。
とはいえ、その時は、聞き手の皆さんから「まさかぁ!」と笑われているだけでしたね。
そして、今、私の予言は的中したわけです。
(まあ、予言というほど、大した話でもないですが・・・)
太眉が恥ずかしくない時代が来る――
なぜ、それが私に分かっていたかというと、そもそも眉に限らず、
流行はリサイクルされるもの
と知っているからです。
若い人にとっては、生まれる前に流行したことなんて、もはや「歴史」のなかの出来事みたいなものですね。
そこを逆手にとって、売り手は「歴史」のなかから引っ張り出してきて、デザインのリサイクルをすれば、安上がりです。
デザインを新発明する必要もありません。
そして、その「新デザイン」が実は過去にすたれたものだと知らない若い人には、それがまったく新しいものに見えるわけです。
とはいえ、実際はたかだか数十年前のことですので、その「新デザイン」は年配の人にとっては、なじみのあるデザインでしかありません。
しかも「時代おくれ」になったものですので、違和感を受ける人もいるわけです。
でも、誤解しないでくださいね。
「流行のリサイクル」が悪いと言っているわけではありませんよ。
かつて流行したものが、今、再び流行して何も悪くないですからね。
良いものだから、かつて流行したのですから、それが再評価されただけのことです。
そう考えれば、流行が終わったデザインのアイテムをさっさと捨ててしまうのは、もったいないかもしれません。いつか「流行のリサイクル」によってすくい上げられる日がくるかもしれませんね。
そうはいっても、いつその再評価が始まるかはわかりませんが・・・。
そして今、かつて流行し、その後、時代おくれになって消えたはずの「太眉」がよみがえりつつあるわけです。
さて、前置きが長くなりましたが、次回は本題――
パーソナルデザインごとの太眉対策について
をご紹介します。
それではまた――。
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