今回は「外れるパーソナルデザイン」にされそうな有名人をご紹介します。
今回、紹介するのは、ドラマも佳境を迎えつつある
以前、「あさが来た」キャスト陣のパーソナルデザイン紹介で、白岡あさの周囲にいる男性には
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そのなかで、波瑠さんのパーソナルデザインにも軽~く書きましたが、彼女は、
「グレース」タイプ
です。
理由の一部分をあげるとすると――
- 中肉中背で、小柄でもなく、大柄でもない。
- 顔の大きさと肩幅や身長のバランスが良い。
- 目鼻立ちも端正(たんせい)で、整った雰囲気がある。
(あえて悪く言えば、個性が少ない顔立ち)
第一印象は、「可愛い」というより「キレイ」といった感じの人ですね。
「あさが来た」のなかでは、あさはすでに40代の女性になっているわけですが、少し威厳が出てきた部分も、波瑠さんはちゃんと演じていますね。無理している感じにならないのも、彼女が「グレース」ゆえ、と言える部分もあるでしょう。
台詞回しでも、感情的に話すより、端的に率直にスマートに話す方が説得力があり、合っています。
ところが、この波瑠さん、ドラマのなかのあさ役自体は無鉄砲で猪突猛進ぶり。「びっくりぽん」なんて変な口癖もかわいらしい感じですね。
つまり、
「『グレース』というより『キュート』や『ファッショナブル』のようなポンと飛び出しそうな感じじゃないの?」
と誤解する人もでてきそうです。
ただし、それは役であるあさがそうなだけ、波瑠さん自身がそうではないことは先に書いたとおりです。
波瑠さん自身もまだ若い女性ですし、若さゆえの溌剌(はつらつ)さもあるでしょう。でも、こういうところで引っぱられると、「外れるパーソナルデザイン」に陥ることがあるわけです。
また、ある広告のポスターでの波瑠さんは、ボーイッシュな格好をしていたり、バラエティ番組などに若者が好むような(まあ、若いんですけど……)かわいらしい格好で出てきたりする姿も見られます。
ここでも「やっぱり『グレース』じゃ、ないんじゃないの?」と思うかもしません。
でも、これって、「普段の格好」をそのまま受け取ってしまっているだけで、波瑠さんの個性を見抜いた答え、とは言えませんね。
どうしても、よくわからないという人は、同じ「あさが来た」で姉役を演じている「キュート」タイプの宮崎あおいさんと、波瑠さんを並べて見てみれば、一目瞭然で違いがわかりますよ。
とにかく――
電子書籍でくわしく解説していますが、今回のような「外れるパーソナルデザイン」にならないためには、
- 若さゆえの「かわいさ」や「溌剌さ」に引っぱられず、個性を見抜く
- 普段している格好や言動をそのまま受け入れずに、個性を見抜く
ということが大事なんです。
それではまた――。
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