香咲ハルミとパーソナルデザイン【1】のつづきです。
似合う形や模様を判断するデザイン診断。
このデザイン診断は、数十年前、イメージコンサルティングが
日本に入って来たときには、すでに存在してしました。
半世紀近い歴史があるということですね。
ただし、当時の診断は、パーソナルデザインという
名前ではありませんでしたし、内容もちょっと違います。
しかも、この頃のデザイン診断は、パーソナルカラー診断の
オマケみたいなものといったあつかいで、
似合うデザインを伝える側であるコンサルタントたちの
力量が成熟しているとは言えない状況でした。
当然、具体的な診断や細かなアドバイスができるはずもなく、
また診断方法も身長の差や雰囲気で、なんとなく簡単に
結論を出す、といった程度のものだったのです。
そのため、受診した人も「これがあなたの似合うデザインです」
と言われても深く理解するのはむずかしく、
ほとんどの人が、自分の似合うデザインの服装を
実践することができない状態が続きました。
自分に似合うデザインを自分のセンスで選ぶことのできる人
だけが、診断後にステキに変身できていた、という始末。
これでは、デザイン診断の発展もままならず、結果、
何十年もの間、デザイン診断はパーソナルカラー診断の
影に隠れてしまうことになったのです。
そんな頃、私、香咲ハルミもイメージコンサルティングに
出会い、パーソナルカラーと、そして、似合うデザインの
診断を知ることになります。
初めて受けたコンサルティングで、パーソナルカラーの
すごさを理解できましたが、それと比較して、
「デザイン診断もすごいのに、なんだか、
あつかいが軽い」
と感じたのでした。