各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません【2】

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

誰にでも合う化粧品というものは、残念ながらほとんどありません。
前記事でそう説明しましたね。

では、”自分だけに合う化粧品”とはどうやってさがせばいいのか。
今回はそういった内容です。

同じパーソナルカラーどうしでも似合う化粧品が違ってくる理由

その人に合う化粧品は、人それぞれで違います。
──とまあ、そうは言っても、もちろん、パーソナルカラーによって似合う色の「傾向」はありますよ。

例えば、ファンデーションなら

  • イエローベース(「春」「秋」)用なら、オークル系
  • ブルーベース(「夏」「冬」)用なら、ピンク系

といった感じになるわけなんですが・・・。

しかし、実際に付けてみると、やはり人それぞれによって微妙に似合う色が違ってきます。

なぜそんなことになるのか、という理由がふたつ──

1 肌の状態によって似合う化粧品も変わる


色白、色黒、日焼けよる肌のツヤの違い・・・などなど、肌の「色合い」も人それぞれ。

肌に直接つけるメークですから、肌の状態によって影響を受けるのはわかると思います。

たとえば、日焼け具合によっては合うファンデーションはガラリと変わりますし、肌のツヤによっても、微妙な違いがあるのはおわかりだと思います。

さらには年齢によっても肌の具合はかなり変わってきますので、それに合わせた化粧品の色選びが必要になってきますね。

2 パーソナルデザインによって、さらに幅が広がる


前記事の最後に軽く触れましたが、色さえ合っていれば、あとは雑誌や流行どおりにメークしても、絶対似合う・・・なんてことはありません。

つまり、パーソナルデザインごとにメークの濃さや方法も違ってきます。

自分の顔立ちや雰囲気にあったメークでないとチグハグさはなくなりません。

たとえば、濃い色が似合う「秋」や「冬」の人であっても、パーソナルデザインが「ナチュラル」や「グレース」なら、濃くつけすぎるのは考えものになることもありますね。

上のような理由もあって、化粧品選びはパーソナルカラーの中から適当に選んでおけばいい、と適当にアドバイスできるものではなくなってくるのです。

では、「どうすればいいの?」ということですが、
化粧品選びのコツはひとつ――

化粧品は自分でテストして選ぼう!

これに尽きます。

具体的な方法や注意点は次回、ご紹介しますね。
それではまた――。

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各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

あなたに合わないパーソナルカラーごとの「鉄板」化粧品なんていくらでもある

最近、受診者さんのなかに、次のようなことを言う人がそこそこいらっしゃいます。

「独自に仕入れてきた情報では、私のパーソナルカラーには○○の化粧品が鉄板だということなので、それを使っています」

ところが、そんな「鉄板化粧品」を受診者さんの肌でテストしてみると、全然合ってない・・・

そんなケースも続いています。

誰かが使ってみて自分に合っていた化粧品を、他の人にも勧める。
このようなことはよくあることですね。
情報を共有したいという思いは、すばらしいことだと思います。

でも、ことが化粧品となると、そこは少し慎重になることをお勧めします。

他人の情報をそのまま受け入れてマネして、化粧が浮いてしまったり、顔色が出なかったりしていては意味がありません。

というのも――

化粧品は同じパーソナルカラーの人でも、合うものは違うことがある

からなんです。

つまり、
「各パーソナルカラーごとの鉄板化粧品は”ほぼ”ない」
ということになりますね。

なかには鉄板といえる化粧品もあるけれど・・・

もちろん、全くないわけではありません。
”ほぼ”ない――だけです。

たとえば、私たちイメージコンサルタントが診断時に使うテスト用の化粧品は、ある意味、鉄板と言ってもいいでしょう。

(最近は化粧品ってすぐに廃番になって、新商品に入れ替わっていくので、必死に探してきていますが・・・)

ただ、これもテスト用として、かなりハッキリした色のものを選んでいますので、普段使いにはちょっと・・・
なんて気後(きおく)れする受診者さんもいらっしゃいますね。

本当は普段使いになんの問題もない化粧品なんですが、ハッキリした色のものを使ったことのない人には、最初の一歩を踏み出す勇気が必要になるようです。

そこは、コンサルタントに相談しながら、少しずつ慣れていけば良いと思います。

さて、これらに加えて――
パーソナルデザインも関係してくることを忘れてはいけませんよね。

パーソナルデザインのタイプによって、付け方や付ける量なども人それぞれ違ってきますから、さらに複雑な事情となるわけです。

では、化粧品をどうやって選べば失敗しないのでしょうか?
それはまた次回に紹介しますね。

それではまた――。

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「隠れキュート」談いろいろ【3】

「隠れキュート」談いろいろ の第3回です。

「キュート」は子どもみたいなタイプ?

今回は「キュート」タイプの悩み2トップの2つ目――

2 子どもみたいに見られたくない

について解説します。

「キュート」というタイプの名前から連想するのが
「子どものようなファッション」
という人がけっこう多いみたいですね。

「私もいい年ですので、子どもみたいな格好はできません」

当たり前のことですが、「キュート」にだって大人はいますね。
十代・二十代ならともかく、いい大人が「子どものようなかわいい恰好」を押しつけられても無理があるのは理解できます。

(まあ、これは若い人だって同じですね。若いと言っても大人ですから、若い人のなかにも同じような思いを持つ人もいらっしゃいます)

そこで――「隠れキュート」になってしまう・・・。

子どものような服とは逆の方向性、つまり、さっぱりとしたシンプルなデザインのものを主体に使い始める。

そして、「地味~な人」ができあがってしまうのです。

この場合の地味とは人の目にかかりづらい、周囲に埋没してしまう感じを言います。

背景のような素通りされる存在――子ども扱いはされなくなるでしょうが、どうでもいいような扱いをされるのだってイヤですよね。

「ナチュラル」「グレース」なら、シンプルなものでステキな女性(もちろん、男性も)にセルフコーディネートできるのですが、「キュート」はシンプルすぎると、手抜きになってしまうタイプ、ということなんです。

「かわいい格好」を誤解していませんか?

そもそも、このパターンの「隠れキュート」さんは「かわいい格好」というものを誤解している場合がほとんどです。

「隠れキュート」さんは、ここでの「かわいい恰好」として、某アイドルグループのような恰好を思い浮かべる人が多いようです。

あのような子どもっぽくて目立つような服はイヤ、というわけです。

ですが、そもそも、「キュート」が似合うファッションって「子どもの服」のことではないんですよ。

どこかに個性のある大人のファッションが似合う。
それが「キュート」タイプです。

ただし、小柄な雰囲気のある「キュート」タイプ「ファッショナブル」タイプなどと違って、全体的に「こぶり」なものであることが条件ですが。

子ども服がイヤ、と、シンプル主体の服にしていてはただの背の低い人(他人の目につきにくい人)になりかねません。

そもそも某アイドルグループだって、アイドルのコスプレ――というか、ステージ衣装を着ているだけですよね。
普段から、あのような格好をしているわけではないでしょう。

いくら「キュート」タイプの人でも、あれを真似しては、コスプレになるのは当然ですよね。
(もちろん、コスプレ目的で着るなら似合うかもしれませんよ)

ということで――

「隠れキュート」さんにはぜひ、どこかに個性や変化のある大人のファッションで、

ステキな「品良く、大人っぽい、キュート」の女性

を目指して欲しい。そう思っています。

それではまた――。

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「隠れキュート」談いろいろ【2】

「隠れキュート」談いろいろ の第2回です。

前回も紹介したように、「キュート」タイプの悩みの2トップがこちら↓

  1. 品良く見せたい
  2. 子どもみたいに見られたくない

この2つの悩みが悪い方向に転んでいくと、タイトルの「隠れキュート」の仲間入りしてしまうことがあります。

地味に見られたり、不機嫌そうに見られたり、となんだかうまくいかない日々を送ることになってしまう人が出てくるのです。

品良く見せるために「キュート」の強みまで消してしまう人

まず――1「品良く見せたい」。

こちらですが、「キュート」にはチョコマカとしているイメージがあるせいか、

「あまり上品に見えないタイプなのでは?」

と考える「キュート」さんも多いようです。

もちろん、もともとの言動があまり上品とはいえない人もいることはいますが、それは「キュート」に限らず、どのパーソナルデザイン・タイプでも同じことね。
品よくするかどうかなんて、本人の心がけしだいでしょう。

ですので、

「キュート」さんが品よくしようとするのは悪いことではない――

というより、良いことですから私も応援したいと思います。

どのタイプであろうとステキに見られたいなら、上品さは必要ですね。
下品=ステキ、なんて方程式はなりたちませんし・・・。

問題は、

「品よく見せようとして笑顔を見せないようにしている」

という人がいること。

「グレース」「フェミニン」さんなら、ケラケラと笑わないほうが上品に見えることもあるのですが、「キュート」さんの場合、笑顔を消してしまうと逆効果なんです。

はっきり言えば、元気や覇気(はき)がない人に見えるだけ。

実のところ、笑ってこその「キュート」タイプとも言えます。
無表情を貫くと、ムスっとしているように見られがちなタイプでもあります。

ニコニコしながらも、上品にはできますよね。
お腹を抱えて手を叩いて笑うような、大げさな動きになっていないかだけ注意すれば良いのですから。

自分の長所を殺して上品に――
というのは無理も出ます。

楽しく明るく、でも、品の良い動き方を心がければ「上品なキュート」の仲間入りができますよ。

2子どもみたいに見られたくない」については次回解説しますね。

それではまた――。

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「隠れキュート」談いろいろ

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

最近、減りつつある「隠れロマンス」さん

以前(2015年)、「『隠れロマンス』談いろいろ」というテーマを扱いました。

当時は「ロマンス」タイプの人に「隠れロマンス」さんが非常に多かった、という内容です。

「セクシーなファッションでも上品になれる」という理屈がどうしても納得できずに、自分の色気を消すような服ばかりを着て、結果的に地味で平凡な感じになってしまっている人たちのことでしたね。

そして、ブログにそのテーマを掲載してから3年が経ちまして――
最近は「隠れロマンス」さんや「ロマンス」を拒絶する人が減っています。

理由はテレビなどで「ロマンス」嫌いを助長するようなものが見られなくなってきているから、と考えられます。

(解説していると長くなるので、「『ロマンス』嫌いを助長するようなもの」については、上記の過去記事をお読みください)

そもそもテレビを見てない人も最近は多いですね。
それもびっくりするくらい多く・・・。

ところで、最近、店先をまわると、「ロマンス」タイプの人に似合いそうな服がけっこう出回ってきています。

「ロマンス」さんには、とっても良い傾向ですね。

そして増えつつある「隠れキュート」さん

「隠れロマンス」が減りつつあるのと逆に、実は現在(2018年)になって増えてきているのが――

「隠れキュート」になってしまう人

なんです。「キュート」タイプと診断されて困ってしまっている人たちがいる・・・。

実際、「キュート」タイプのかたから、よく聞かれる悩みに次の2点があります。

  1. 品良く見せたい
  2. 子どもみたいに見られたくない

「キュート」はある意味、愛嬌のかたまりのようなタイプですから、それがズレた方向に行ってしまうと、

「品がない、子どもみたいなイメージに見られるのでは?」

と悩む人が出てくるのは充分に理解できます。

ブログ内にて以前――「隠れ」とは逆の内容ですが――「キュート」さんさんが「キュート」らしさ全開でやりすぎると苦しむこともある、という話を特集したこともあります。

まさに、この「1」と「2」で苦しんでいるケースが上の記事では書かれていますので、参考に読まれてみるのも良いでしょう。

ただし、今回のテーマである「隠れキュート」さんは上の「やりすぎタブー」とは正反対に、

「品の良い大人に見られようと、本来『キュート』タイプとしては、やったほうが良いことまで隠して、結果、損をしている」

という人たちの話になります。

では、その「やったほうが良いのに隠してしまうこと」とは何か?

次回にくわしく解説します。

それではまた――。

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パーソナルカラー/デザインで「いつも同じ服」の人になってませんか?【3】

皆さま、こんにちは。
ベストカラーコム イメージコンサルタントの香咲ハルミです。

間にQ&Aを挟みましたが、「いつも同じ服」の続き――というか、補足です。

いつも同じアイテムを制服のように使って自分のイメージを作る

上のタイトルを読んで、ほとんどの読者さんは
「前回までの内容と真逆では?」
と思われたと思います。

まあ、確かに逆説的な話をすることになりますが――

いつも同じ服でも突き詰めれば個性にできるんです。

制服であろうと、それがあなたのポリシーだと思わせられるレベルまで貫き通していけば、周囲からは立派な個性として認識されるようになるからです。

「○○さんと言えば、スーツですよね。いつもスーツ姿がとてもステキで憧れます」

上のように言われるまでになれば立派ですね。

言うなれば、黒柳徹子さんのような「ファッションの個性」ができあがってしまえば、誰も何も言えなくなりますよ、ということです。

ただし、これも最初のうちは、茨(いばら)の道ではあります。周囲に認知されるまでは、いろいろと陰口をたたかれることもあるでしょうからね。

自分をよく知らない初対面の人も最初は顔が引きつっているかもしれませんので、慣れて貰う時間が必要です。

とにかくこういった「いつも同じ格好」というポリシーを認めさせるには、誰から何を言われようとも気にしない鉄の心を持たないと続かない、ということになりますね。

ファッションは自由・・・でも、やはり楽なのは幅広いセルフ・コーディネート

・・・とはいえ、そこまでして「孤高の個性」を作り上げる必要があるのかどうかは、私には分かりません。

ですが、私は「やりたい」と言う人を止めるべきでもない、とも思います。

ファッションなんて自由であるべきですから。

もちろん、普通はパーソナルカラー・パーソナルデザインにより、幅広くセルフ・コーディネートできるほうが、生きていくのは楽になりますので、広くおすすめすることはありませんが・・・。

ということで、「こういう生き方もある」というお話でした。
それではまた――。

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