メークフォロー講座を終えて――「眉」の注意点【3】

メークフォロー講座で気になった「眉」について、の続き――の続きです。

【前々記事】メークフォロー講座を終えて――「眉」の注意点
【前記事】メークフォロー講座を終えて――「眉」の注意点【2】

まちがった「眉」の描き方代表例――続き
塗りつぶされた眉


眉を描くとき、眉毛の隙間を全部、塗りつぶしている人がいます。

眉毛の隙間を全部塗りつぶすと、芸人のイモトさんがわざとやっている、あの「貼り付けた眉」みたいになってしまいます。

眉が悪目立ちするので、薄化粧におさえているつもりでも、厚化粧しているように見えてしまうデメリットもあります。


・ 「貼り付けた眉」にならないようにするためには――

眉を描くときは、生えているように描くこと。

  1. 眉頭は、下から上に向かって1本1本描く。
  2. 眉尻は、自然に細くフェイドアウトさせる。

つまり、毛の間に程よく隙間がある方が自然です。

眉尻が上がりすぎている眉


以前、ある人が「ガンダム眉の人が多いよね」と言っていました。

ロボットのガンダムみたい、ということだそうですが、画像検索してみたら、笑ってしまいました。

ロボットの頭部についている角みたいなもの――それみたいな眉になっている人が多い、と言いたいようでした。

たしかに、眉山をまったく作らず、真っ直ぐに描く人がときおりいますが、これでは、「怒り眉」になってしまい、パッと見て、「怖い顔」という印象になってしまう危険があります。


・ 「怒り眉(ガンダム眉)」にならないように描くには――

眉山から自然にカーブを描いて、眉尻へ向けて下げていくように描く。

そうすれば、「怒り眉」になることなく、前から見ても横から見ても美しいお顔に見えますよ。

さて、最後の「眉尻が上がりすぎている眉」ですが、実はこういう眉の描き方になってしまっている人には、普段の化粧にもっと大きな問題がひそんでいるかもしれないのです。

知らず知らずにヘタなメークをしていないか――
次回、「メークの上手度チェック」を紹介しましょう。

それではまた――。

外れるパーソナルデザイン

電子書籍「外れるパーソナルデザイン」
好評発売中:詳細ページへのリンク

メークフォロー講座を終えて――「眉」の注意点【2】

メークフォロー講座で気になった「眉」について、の続きです。

【前記事】メークフォロー講座を終えて――「眉」の注意点

まちがった「眉」の描き方代表例
眉毛の切りすぎ


眉毛切りを習慣化すると、知らず知らずのうちに切りすぎていって、どんどん短くなって、ツンツン眉といっていい感じになっている人が・・・本当に多いです。

そうなると、女性らしさや色気のない、男性的なイメージになってしまうのですが、それに見慣れているせいで、自分ではおかしくなっていることに気づけないわけです。

(「眉」に限らず、見慣れているせいで、自分だけではおかしな点を見逃してしまう、というのはよくあることです)


・ ツンツンにならないようにするためには、

  • 眉頭はムダ毛を整える程度にする、
  • 中間はほどよく毛の流れを持たせる
  • 眉尻は短めに

と、すると、女性らしい感じにできて、また、描きやすい眉になりますよ。

明るすぎる色


「眉」に合う色は?――というと、

「髪の色に合わせる」という考え方にも一理ありますが、髪と同色にすると、だいたい薄すぎになります。

髪より少し濃いめにするのがコツ。

たとえば、欧米の金髪が美しい女優さんを見てください。
眉は必ず濃いめの色にしていますよ(わざと暗く染めることも多いとか)。

その方が、目やお顔を引き立てるからですね。

髪より明るい「眉」や、「眉」本来の色とちがう色のアイブロウを使って、「眉」が2色になっている人もいますが、これは理屈で考えてみれば、不自然だと分かりますよね。

キレイに描きすぎた「眉」


輪郭をとって描いたようなキレイな「眉」――
実はこれが盲点になる部分。

「眉」はキレイに描きすぎると、今度は目より引き立ってしまいます。

本来、目を引き立たせるのが、目の額縁(がくぶち)としての「眉」の役目なのに、目より目立っては肝心の目の輝きを薄めてしまうだけです。
(額縁のほうが中の絵よりも目立っては意味がないですよね)

キレイに描きすぎた「眉」とは、それだけで不自然な「失敗眉」なんです。

メークとアートは違う――
メークが目立って、あなたが目立たないのでは本末転倒なんですから。

長くなってきましたので、次回に続きます。

それではまた――。

外れるパーソナルデザイン

電子書籍「外れるパーソナルデザイン」
好評発売中:詳細ページへのリンク

メークフォロー講座を終えて――「眉」の注意点

メークフォロー講座の無事終了をご報告

パーソナルメーク教室先日(8/21)、当社お客さま限定のメークフォロー講座をおこないました。

(今回以外にも不定期で実施しています。興味がある方はお問い合わせくださいませ)

講座では、ファンデーションから順番にパーソナルカラー・パーソナルデザインを元にパーソナルメークによるフルメークを復習します。

参加者の皆さんに、自分のパーソナルカラー“以外”のチークと口紅を付けてもらい、「似合わない色のメーク」がどれほど問題があるか、を再認識していただくコーナーでは、特に盛り上がります。

同時に、「似合う色のメーク」がどれほど自分を美しく見せているか、も再認識できるわけで、盛り上がらないわけがないですね。

適当に描(か)かれがちな「眉」

ところで、参加者のなかに、パーソナルカラーでメークしているにも関わらず、そのどこかに不自然さを感じさせる感じになってしまうことが何回かありました。

その理由は、「眉」の扱い方/描き方にあったのです。

実は、メークの仕上がり感を大きく左右するのが「眉」。

「眉」がきちんと自分に合った描き方になっていれば、顔全体のメークも最大限までに引き立ててくれる力があります。

「どんなにスッピンでも、眉だけは描きます」とおっしゃるお客さまも、多くいらっしゃるくらいです。

逆に、いくらしっかりメークをしても完成度が低い感じがするという場合は、だいたいが「眉」をほったらかしにしている例が多いです。

実際、「眉」の描き方わからない、という人や間違った描き方を習慣にしている人も多いような気がします。

ということで、次回、「外れるパーソナルデザイン」ならぬ

「まちがう『眉』の描き方集」

をご紹介したいと思います。

それではまた――。

外れるパーソナルデザイン

電子書籍「外れるパーソナルデザイン」
好評発売中:詳細ページへのリンク

好みの異性のタイプがパーソナルデザインでわかる?

パーソナルデザインと親善式

今回は、前回のY・Nさんの感想メール内にあった「自分の好きなタイプの男性がわかってきた」というお話の補足、というか、お話を広げた内容です。

【関連記事】
受診者さんの感想メール紹介――「春」「フェミニン・グレース」

Y・Nさんの感想メールより抜粋


先日、どのタイプの男性に惹かれるかというお話で、今まではパッと見、グレースが好みと思っていたのですが、もしかしてハイスタイルが好きなのかもしれない、と思ってきました(≧∇≦)

――というY・Nさんのご感想でしたが、
実は、これと同じ感想を持たれる受診者さんって、ときおりいらっしゃいます。

例えば、こんなかた ↓

とあるパーソナルデザイン婚活体験記

Hさんは、婚活めいたことはしていましたが、どうにも異性との付き合いに心がはずむことのない日々を送っていました。

でも、イメコンを受け、その後も香咲よりパーソナルデザインのくわしい話を聞き続けて勉強しているうちに、あることに気づきました。

自分はパーソナルデザイン「ハイスタイル」タイプの男性が好きなのだ、と。
(Y・Nさんと同じですね)

「ハイスタイル」タイプの男性は小柄なかたが多く、チャーミングで楽しい男性が多いタイプです。
(もちろん、実際はもう少し複雑で、例外もあります)

そんな自分の好みのタイプが明確にわかったHさんの前に、まさに「ハイスタイル」タイプにあてはまる男性が現れました。

あいまいに「高収入・高学歴・高身長」あたりの条件で考えていた彼女にとっては、「高身長ではない」ということで、前ならスルーしていたかもしれませんが、今回はすかさず話かけ――

あっさり結婚までいたったのでした!

すっかりその男性に惚れ込んだHさんでしたが、相手にも「なぜ自分を選んでくれたのですか?」とたずねたところ、次のような返事。

「君の、とても知性的で品のある女性らしさにひかれた」

Hさんは「グレース」タイプ
まさに、その「個性」を夫となった男性は見てくれたわけです。

でも、実はイメージコンサルティングを受ける前まで、Hさんは服もジーパンにシャツのような楽を好み、動きもラフな人だったのは内緒です。

「グレース」診断で、自分に似合う服や動き方を素直に実践していた結果、相手も自分を受け入れてくれたわけで、以前のままだったら、自分のほうがスルー対象だったかもしれません。

後日、先生のところで受診して本当に本当に良かった、と何度もおっしゃっていました (^_^)

こういう体験談は、ほかにもたくさんいらっしゃいます。

いずれも、自分が求める本当の異性を知ることで、大切な出会いをしっかりと掴むことができたかたばかりです。

多くの人が、結婚に「安定した生活」を求める傾向もあるようですが、それでも内心、「心から好き!」と言える相手との出会いを求める気持ちもありますよね。

でも、自分の心がトキメくような異性って、具体的に○○な人、とまでは、なかなか説明できない人も多いでしょう。

そこで、着る物だけでなく、「似合う体の動かし方」など、総合的な個性にも影響するパーソナルデザインの出番です。

異性をパーソナルデザインで見比べることで、その個性がより具体的に見えてくる。

そして、自分の好きな人がどういうタイプか理屈でわかっていれば、恋愛や婚活では大きな味方になるでしょう。

Y・Nさんにも、Hさんと同じような心はずむ出会いがあらんことを祈ります。
いつでもご相談に乗りますよ。

それではまた――。

外れるパーソナルデザイン

電子書籍「外れるパーソナルデザイン」
好評発売中:詳細ページへのリンク

公式サイトの「パーソナルカラー診断」説明ページにビフォー/アフター写真を追加しました

公式サイト「イメージコンサルタント 香咲ハルミ / ベストカラーコム」
の「パーソナルカラー診断」説明ページ「3.どんな方法で診断するの? (写真)」に「夏」のM・Mさんの写真を追加しました。

パーソナルカラー診断説明ページ写真
今回の追加掲載したM・Mさんは「夏」ですが、同ページには他にも「春」と「秋」の人をひとりずつ、「冬」の人をふたり、掲載しています。

ふたつ並びの写真は、左側がパーソナルカラーではないドレープやメークにしたもの(つまり、似合わない例)で、右がパーソナルカラーで整えたもの、という、ちょっとしたビフォー/アフター写真ですね。

このブログでもビフォー/アフター写真を載せたりしていますが、上のページの写真はドレープだけで見比べられる写真ですので、ちょっとちがったおもむきで、パーソナルカラーの威力を見ることができると思いますよ。

興味のある方は上の方のリンクなどから、ご覧ください。
それではまた――。

外れるパーソナルデザイン

電子書籍「外れるパーソナルデザイン」
好評発売中:詳細ページへのリンク

イメコンで「断・捨・離」【4】

衣替えの季節ですね。「断・捨・離」のお仕事依頼も来ています。

「イメージコンサルティングと『断・捨・離』ってどういうこと?」
という人は以下の関連記事(というか、前記事)をご覧ください。

【関連記事】
イメコンで「断・捨・離」
イメコンで「断・捨・離」【2】
イメコンで「断・捨・離」【3】
今回は上記事の補足みたいな内容なので【4】と連番を付けました。
似合うアイテムを”見つける”「断・捨・離」

断捨離 イメージ1イメージコンサルタントの「断・捨・離」は、依頼者の持ち物から、「似合うアイテム」を中心に残していくやり方です。

なかには、「これはもう使えないわ」と思っていたアイテムでも、他のアイテムと組み合わせれば、とてもステキになれる力がまだあると判明することもあります。

あやうくゴミになりかけていた物でも、あなたをステキに輝かせるアイテムに返り咲くことがあるわけです。

まさに、イメージコンサルタントがおこなう「断・捨・離」は、「捨てるかどうか」を判断する前に「これをどう使えば良いのかをお伝えする」のが、特徴と言って良いでしょう。

自分のワードローブに「使えるアイテムがこんなにあったのね」と悔しがる受診者さんも多いですよ (^ ^;)

使うアイテムが少なくなっていく理由

さて、常々、「断・捨・離」をしていて思うのは、次のこと。

年に一度も使わないような物に収納スペースを占められませんか?

断捨離 イメージ2収納が「使わないアイテム」で占められている状態だと、今度は日頃から使っているアイテムをしまう場所がなくなって、その辺にあふれてきます。

すると、目につく場所にある同じ物ばかりを、安易に使い回すことになっていくんです。

そして、他人から見たら「いつも同じようなものを着ている」ような印象になってしまう可能性があるわけです。

これでは、自分のテンションも上がりませんし、幸福感も味わえません。

定期的に「イメコンの断・捨・離」をおこなうのも良いでしょう。

もちろんこれは、ときどき、ごそっと捨てましょう、と言っているのではなく、

「使わなくなったアイテム」と「普段使っているアイテム」を全て並べて、「使える組み合わせ」がないか、を探す

ということですよ。

それではまた――。

外れるパーソナルデザイン

電子書籍「外れるパーソナルデザイン」
好評発売中:詳細ページへのリンク