コーデ・ポイント――簡単オシャレ度チェック【3】

さて、このコーデ・ポイントですが――当社のメルマガの
古くからの読者さんや、イメージコンサルティングの
受診者さんのなかには、私が説明したことを実践して、
さまざまな場面で成功したという人たちもたくさんいます。

たとえばある人は――

  • ご主人と外食などでオシャレしても良い時には、ちょっと
    派手めに15ポイントくらいのコーディネートにする。
  • お子さんのお迎えの時などで、ママ友さんたちと立ち話を
    するような場合は、目立ちすぎるのをさけるために、わざと
    10ポイントくらいに抑える。
    (10ポイントを下回らないのがミソ)

こういうふうにコーデ・ポイントを活用していると、
ご主人様やお友達から、「今日もオシャレね」
褒られるようになったとのこと。

しかも、「今日“は”オシャレね」ではなく、
「今日“も”」というのが良いですね。

「今日“は”」というのは「普段は地味なのに」の裏返しな
ときもありますからね……。

華やかに、それでいて悪目立ちするでもない。
TPOにあわせて、変幻自在。
でも、良い印象を保っている。
上の例にあげた人は、実にうまくコーデ・ポイントを
使いこなしていると思います。

コーデ・ポイントをうまく使いこなしているつもりでも、
TPOに関係なく、いつも同じポイント数の格好では、
「空気を読めない人」に見られてしまうかもしれません。

結局、いつも同じようなファッションをしている人
見えてしまうこともあります。

それって、手抜きしているのと同じ印象と言えるかも……。
(手抜きよりはステキに見えることは見えますが)

ポイント数を上手にアップダウンさせて、
うまくセルフ・プロデュースしていきましょう!

【関連記事】男性とコーデ・ポイント

コーデ・ポイント――簡単オシャレ度チェック【2】

  • コーデ・ポイントって何? というかたは前回の記事をご覧ください。

「11ポイント以上にするにはどうしたらいいの?」

こういうポイントが足りないという質問はよくありますが、
次のような原因が考えられます。

  1. ポイントの数え方は合っていますか?
    すべて1ポイントではなく、少し派手だと思う物は2ポイントで数えてください。外に出るときは、傘やショッピングバッグも加わりますよ。その点数も加えましょう。
  2. 柄物を選ぶのが苦手。
    無地のものが多い場合は、ストールなどで上手にお似合いの柄を使って補いましょう。濃い茶色とうすい茶色といった、同じ色でも濃さが違う柄が入っているものから挑戦してみると、
    だんだんと慣れていきますよ。
  3. アクセサリーを使うことに慣れていない。
    あなたのパーソナルカラーとパーソナルデザインに合った
    アクセサリーは目立ち過ぎず、顔を引き立ててくれます。
    アクセサリーをうまく足していきましょう。
    特に40才以上になると、アクセサリーは大きな意味を持ちます。
    これについては、また、いずれお話ししますね。


簡単に言ってしまうと、足りないなら一色足せばいい……
ということです。

オシャレにしたければ、
細かい部分をひとつひとつ足していくのが大事。

とかく人は楽をしたくて「足す」のではなく「引く」方向に
いきたがるものです。これは「やり過ぎてるかも……」
「引いて」いくと、結局、ポイントが足らなくなって、
地味な感じになってしまいがちです。

自分にちょっと足していく――そこに勇気はいりません。
ポイントを数えて調整するだけの簡単な作業なんですから。

もちろん、やりすぎてポイントが超過しないようにご注意を――。

【関連記事】コーデ・ポイント――簡単オシャレ度チェック【3】

コーデ・ポイント――簡単オシャレ度チェック

コーデ・ポイント。
聞き慣れない言葉でしょうが、それもそのはず。
私が作った言葉なんです(いつものことです)。

かつてメールマガジン、
「センスがなくても似合う色を使いこなしてキレイになる」
http://www.mag2.com/m/0000092620.html
を発行しはじめた最初の頃に紹介したもので、

「一度のコーディネートで服やアクセサリーを
どのくらい使えばいいか」

がわかる、という方法です。

もう10年以上前に紹介したやり方なんですが、
今でもメルマガの読者さんから、

「11ポイント以上にするにはどうしたらいいの?」

といったコーデ・ポイントについての質問が来ます。
くわしくはメルマガのバックナンバーを読んでください……

というのでは不親切ですので、
ここで改めてコーデ・ポイントの解説をします。

コーデ・ポイントの数え方


  1. まず、あなたが「着ている服」に使われている色
    を数えてください(スカーフやマフラーなども)。
    ひとつが一点です。
    【注】ただし、数えるのは3メートルくらい離れても
       確認できる色だけ。細かいものは無視してください。

  2. 次に、衣類以外のアイテム(ネックレス・リング・時計・
    ブレスレット・靴・バッグ・ブローチ等)の数を数えます。
    これもひとつが一点です。

  3. さらに、あなたの服やアイテムのなかで「特にこれは目立つなあ」
    と思うもの(フチ取りやフリル、眼鏡の鎖など)があれば、
    それぞれ一点ずつ追加してください。
    なければ追加しなくてかまいません。


  4. 1~3で数えた点数がコーデ・ポイント数になります。

採点方法は――

  • 11点~16点くらい:最適!
  • 17点以上:ゴチャゴチャした感じになってしまうかも。
  • 10点以下:手抜きしているか、さびしい感じが出てしまいます。
  • ただし、カジュアルウェアの場合は9点くらいでもOK!

という感じです。
数え方の例としては――

  • 大きなボタンは、ひとつ1点。4個で4点。
  • 生地と同じ色の小さなボタンは0点。
  • 模様のついているバッグは1点加えて2点。
  • 飾りの付いた靴は1点加えて2点。
  • プレーンな結婚指輪は0点でかまいません。
  • マニキュアは無色やナチュラルカラーは0点。
    色が付いていたら両手で1点。
  • 大きなバックル付きのベルトは目立つので2点。

こんな感じで、お出かけ前などに鏡の前で数えてみましょう。

やり過ぎてないか、逆に、手抜きしているように見えないか、
簡単にセルフ・チェックできますね。

――で、最初にあった質問に戻るんですが……。

「11ポイント以上にするにはどうしたらいいの?」

自分のコーディネートでは、どうやっても10ポイント以下に
しかならない、という人もいます。

さあ、どうすればいいんでしょうか?

【2】につづく

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