2017年と、よみがえる過去の流行

記事のタイトルが「ハリーポッターとほにゃらら」みたいな感じなっていますが、それはさておき、2017年になりました。

皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

21世紀ももう17年目ですか・・・早いですね。

なにが早いって――ノストラダムスとか2000年問題と言っていたのが、何だったのかと思ってしまうくらい、時間は過ぎているなあ、と思ったものですから。

ところで――

ファッション業界では、この「時間が早く過ぎる」を逆手にとった売り方がよくされるのをご存じですか?

すなわち、流行のリサイクルです。

月日が流れて、みんなが忘れた頃に、過去にすたれた流行を引っ張り出してきて、

「これが今の新しいファッション!」

と売り出すと、あっさり流行する。

でも、ある程度の年輩の人からは、

「それって私たちがまだ若かった頃に、年上のオバサン世代に流行していたデザインだわ」

という言葉が聞こえてくるわけです。

そういう人たちには、すでに古くさくてダサイと言われて消えたはずの「過去の流行」が、今の若い人たちに喜ばれているのを見るのは、不思議な気分になるようです。

最近、その「過去の流行」が再び顔を出しているのを目の当たりにしています。

それは、太い眉 です。

――というところで、
今回は新年のごあいさつのつもりでしたので、ここで終わっておきます。

次回の記事で「よみがえる過去の太眉の流行」をお送りします。

それではまた――。

P.S. そうそう、「外れるパーソナルデザイン2」は鋭意、執筆中です。

外れるパーソナルデザイン

電子書籍「外れるパーソナルデザイン」
好評発売中:詳細ページへのリンク

好みの異性のタイプがパーソナルデザインでわかる?

パーソナルデザインと親善式

今回は、前回のY・Nさんの感想メール内にあった「自分の好きなタイプの男性がわかってきた」というお話の補足、というか、お話を広げた内容です。

【関連記事】
受診者さんの感想メール紹介――「春」「フェミニン・グレース」

Y・Nさんの感想メールより抜粋


先日、どのタイプの男性に惹かれるかというお話で、今まではパッと見、グレースが好みと思っていたのですが、もしかしてハイスタイルが好きなのかもしれない、と思ってきました(≧∇≦)

――というY・Nさんのご感想でしたが、
実は、これと同じ感想を持たれる受診者さんって、ときおりいらっしゃいます。

例えば、こんなかた ↓

とあるパーソナルデザイン婚活体験記

Hさんは、婚活めいたことはしていましたが、どうにも異性との付き合いに心がはずむことのない日々を送っていました。

でも、イメコンを受け、その後も香咲よりパーソナルデザインのくわしい話を聞き続けて勉強しているうちに、あることに気づきました。

自分はパーソナルデザイン「ハイスタイル」タイプの男性が好きなのだ、と。
(Y・Nさんと同じですね)

「ハイスタイル」タイプの男性は小柄なかたが多く、チャーミングで楽しい男性が多いタイプです。
(もちろん、実際はもう少し複雑で、例外もあります)

そんな自分の好みのタイプが明確にわかったHさんの前に、まさに「ハイスタイル」タイプにあてはまる男性が現れました。

あいまいに「高収入・高学歴・高身長」あたりの条件で考えていた彼女にとっては、「高身長ではない」ということで、前ならスルーしていたかもしれませんが、今回はすかさず話かけ――

あっさり結婚までいたったのでした!

すっかりその男性に惚れ込んだHさんでしたが、相手にも「なぜ自分を選んでくれたのですか?」とたずねたところ、次のような返事。

「君の、とても知性的で品のある女性らしさにひかれた」

Hさんは「グレース」タイプ
まさに、その「個性」を夫となった男性は見てくれたわけです。

でも、実はイメージコンサルティングを受ける前まで、Hさんは服もジーパンにシャツのような楽を好み、動きもラフな人だったのは内緒です。

「グレース」診断で、自分に似合う服や動き方を素直に実践していた結果、相手も自分を受け入れてくれたわけで、以前のままだったら、自分のほうがスルー対象だったかもしれません。

後日、先生のところで受診して本当に本当に良かった、と何度もおっしゃっていました (^_^)

こういう体験談は、ほかにもたくさんいらっしゃいます。

いずれも、自分が求める本当の異性を知ることで、大切な出会いをしっかりと掴むことができたかたばかりです。

多くの人が、結婚に「安定した生活」を求める傾向もあるようですが、それでも内心、「心から好き!」と言える相手との出会いを求める気持ちもありますよね。

でも、自分の心がトキメくような異性って、具体的に○○な人、とまでは、なかなか説明できない人も多いでしょう。

そこで、着る物だけでなく、「似合う体の動かし方」など、総合的な個性にも影響するパーソナルデザインの出番です。

異性をパーソナルデザインで見比べることで、その個性がより具体的に見えてくる。

そして、自分の好きな人がどういうタイプか理屈でわかっていれば、恋愛や婚活では大きな味方になるでしょう。

Y・Nさんにも、Hさんと同じような心はずむ出会いがあらんことを祈ります。
いつでもご相談に乗りますよ。

それではまた――。

外れるパーソナルデザイン

電子書籍「外れるパーソナルデザイン」
好評発売中:詳細ページへのリンク

ママと娘の攻防戦――先日、とあるデパートにて

今回は、ちょっとしたドキュメンタリー。

先日、デパートのカラードレス売り場で、受診者さんの
ドレス選びをしていたときの話です。


試着室に入った受診者さんを待っていると、横で一組の
母と娘さん(20才前後)がドレスをいろいろ試着し始めました。

けっこう、にぎやかでしたので事情がまる聞こえでしたが、
どうやら娘さんのピアノ発表会用の買い物にいらしたようです。

いろいろと試着している娘さんを見ているうちに、私にも、
彼女になにが似合うか、だいたいのところが見えてきました。

とはいえ、こちらも仕事中なので黙って見ていましたが、

明らかにお母さまの選ぶ方が、娘さん自身で
選ぶ方よりも似合っていました。

鮮やかなフューシャピンクやロイヤルブルー
パッと顔が華やぐのがハッキリしていたのです。

ところが、いくらお母さまが「これの方がいいわよ~」と
勧めても、娘さんは「じゃこれは? ダメじゃないでしょ?」
薄いサーモンピンクやイエローグリーンを持ってくるんです。

残念ながら、そちらでは彼女の顔がボンヤリとなってしまい、
お母さまも「ダメじゃないんだけど~……」と苦笑い。

結局、その母娘、あれやこれやと試しながらも、
最後は決められずに終了――

残念 (>_<)

せっかく、お母様がしっかりと見えているのに~
と、なんだか、私まで不完全燃焼気味になりました。


実はこういう事例って、とてもよくあることなんです。

親のセンスが良くても、
子が親を疑って言うことを聞かない。

子どもは親と違って経験不足なことに加えて、挑戦しよう、
という気持ちが大きいのか、自分をまだまだ客観視しきれない
ことが多いようです。

そうかと思えば、センスがイマイチの母親のいうことを
素直に聞き続けて、まちがい続ける子どもがいるのも、
また事実……。

どちらも自分を客観視できるようになることが大事
ということなんでしょう。

なにせ、ファッションって、自分の個性を正しく
理解していないと、チグハグになるものですものね。


ということで、今日は、ある日のドキュメンタリーでした。

人間ウォッチング――男女でこんなに反応が違う!

【関連記事】パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング

後輩コンサルタント向けのパーソナルデザイン訓練について、
ここ数日紹介してきましたが、道行く人々を見ていると、
ファッション以外のことでも、おもしろいことが目につきます。

たとえば、女性と男性で違うことがあります。

足早に道行く人々を、こちらは後輩コンサルタントと数人で
見ていくわけですが、おもしろいことに男性の歩行者は
すぐにこちらの視線に気づく人が多いんですね。

こちらを気にしたように見返してくる人もいます。
そりゃ、気になりますよね。
ジロジロ見てごめんなさい m(_ _)m

でも、これが女性はというと、あまり気づかないようです。
こちらに目を向けてくる人なんて、ほとんどいません。


この違い――

おそらく、男性って、歩きながらちゃんと危機管理能力が
働いているのでしょうね。

だから、道を歩いている時に、夫や彼氏にさっと守って
もらった経験がある女性も多いでしょう?
そうやって自分だけでなく、大事な人も守ろうとしているんですね。

太古から獲物を探し回って狩りをしてきた能力のなごり
でしょうか、見られていることをちゃんと察知して、
こちらをチェックしていく人が多いです。


一方、女性の多くは自分の見たいものだけを見ながら歩いて
いるようです。関係ないものには、意識を向けないという
ことでしょう。

極端な例を言えば、電車でほかの客がいる前で、堂々とメーク
できる女性がいるのも「関係ないもの」に興味がないから
でしょうか……。
そういえば、電車でヒゲを剃る男性は見たことがないですね(笑)

これは女性が、太古から狩りに出ている夫にかわって家族
(子どもなど)を守ってきたからかもしれません。

意識が散漫では、家族にトラブルがあっても気づけません。
家族を守るためには、ほかのことに興味を移すわけには
いかなったのでしょう。
(ものは言いよう……なのかもしれませんけど)

ほかにも、人間ウォッチングで気づいた面白いお話は
た~くさんありますよ。
またの機会に紹介しますね。

それではまた――。

福岡・熊本出張報告

たまには活動報告などをば――。

4日間の九州出張が終わりました。
述べ12名の、コンサルティングとお買い物同行でした。
強行軍ではありましたが、今回も楽しかったです。


福岡でのお仕事の合間に、NHK朝ドラ「花子とアン」で、
突然クローズアップされた「旧伊藤邸」を見学してきました。

そこで見た柳原白蓮(やなぎわらびゃくれん)さん、
(仲間由紀恵さんが演じた役のモデルになった人)

その写真を見ましたが、とても美しく、ちょうど女優の
宮沢りえさんのような華奢で上品な「ロマンス」タイプ
雰囲気のある方でした。
(仲間由紀恵さんは前にも紹介したように「グレース」ですけどね)

また、白蓮さんが着用したというチャイナドレスが展示されていましたが、オーガンジーで甘い大柄の花模様のものでした。

とてもお似合いだったのだろう、と想像できます。

朝ドラの影響で今も毎日多くの観光客が訪れています。
だんだん少なくなる昔ながらの立派な日本のお屋敷。
一見の価値ありでした。

国立西洋美術館の指輪展【2】

postcard

エントランスのショップには、今回の収蔵品の画像を集めた
本や、天然石のアクセサリーなどがありました。

その中でも一番興味を引いたのが3Dのポストカードで、
カードを上下左右に動かすと、美しい指輪が立体的に
浮かびあがるものです。

1950年ごろのダイヤ・ルビー・プラチナで細工された、
ランバート・ブロスのカクテルリングのカードを、
思わず手にとってレジへ……。

スタジオのどこかに飾りたいと思います。

 

今回見た素晴らしい指輪やドレスは、本来、
身分の高い人や権力者、富裕層というごく一部の人の
ものだったでしょうが、今では、一般の人たちにも、
アクセサリーを楽しめる時代が来ています。

ちょっと大げさかもしれませんが、
現代までの人類の進化のおかげで、私たちも
ファッションを気軽に楽しめるようになっているのは、
本当に幸せなことなんですよね。