ベストカラーコム主催「マナー講座」紹介

かねてよりご要望のあった「マナー講座」を先日、
ベストカラーコム主催で開催しましたので報告します。

マナー講座風景

どうしてイメージコンサルティングでマナー講座?

マナー……立ち居振る舞いは人の印象を大きく変えるポイント。

イメージコンサルティングでは、受診者さんのパーソナル
デザインにあった体の動かし方を教えることはありますが、
今回は本格的に品のよい立ち居振る舞いを知ってレベルアップ
してしまおうというわけです。

イメージコンサルティングをからめたマナー講座は
通り一遍のものとは、ひと味ちがいますよ。


講師と参加者

講師は私が務めてもいいのですが、もっと本格的に、と思い、
今回は、大手航空会社で29年間勤務し、国際線の
客室乗務員だった後輩イメージコンサルタント

務めました。
日本CA協会認定ビジネスマナー講師でもいらっしゃいます。

ちなみに、彼女は「秋」「グレース・フェミニン」さん。
とってもマナー講師にぴったりなイメージです。

受講生は、20代~40代までの女性6名。
職種もさまざま、雰囲気もバラバラで、華やかになりました。


内容紹介

講義は以下の内容でおこないました。

  • マナーの基本
    思いやりを具体的に形にする方法
  • 立ち居振る舞い
    表情、姿勢(立ち方、お辞儀、歩き方、座り方)
  • 食事(日常和食)のマナー
    基本の美しい所作(箸使い、お椀の扱い方など)
  • 訪問のマナー
    玄関、室内、飲み物とケーキの頂き方
  • 来客対応のマナー
    準備、玄関、案内、お茶とお菓子、お見送り

受講生の感想

参加者の感想も抜粋してご紹介。


  • 知らない事はきっちり教えていただき、知っていても実際に
    動きができていない事が多いことに気づけました。

  • 一人では練習ができないお辞儀や訪問、来客などの動きを
    実際にして、客観的に注意をしていただけたのがとてもよかったです。

  • 私自身が印象に残り、知ることができてよかったと思った事は、
    相手がぺこぺこ頭を下げている時に少し頭をかしげる程度にしておく
    ということです。実際に相手がぺこぺこしている時にゆっくりお辞儀を
    1回だけしていたら気取っていると思われないかと心配になった経験が
    何回かあるのでこの事を知ることができてとてもよかったです。

  • 受け答え一つとっても、なっていないことが自覚できて、
    幸いでした。所作に方式があるものを習得するよりも、歩き方と
    おじぎ、受け答えの悪癖を直す方がやっかいだと感じています。

  • テキストがわかりやすくて良かったです。1日で取り組む内容
    としてはちょうどよいボリュームだと感じました。

  • これから就職活動を控えている学生をターゲットにしたマナー
    講座とか、あったらいいと思います。イメージコンサルティングと
    セットで販売したら良さそうですね!


さて、今後の予定ですが、今回、好評を博したということで、
来年、2月以降にまた開催したいと考えています。

興味のあるかたはお問い合わせくださいね。

【問い合わせ先】kosaki@bestcolorcom.com

公式サイトの「受診された方の声」に一件追加しました

公式サイト
「イメージコンサルタント 香咲ハルミ / ベストカラーコム」
「受診された方の声」に受診者の感想メール紹介を
一件追加しました。


今回の「冬」「ファッショナブル・グレース」さんは、
結婚式の衣装選びで大成功だったそうです。

和装での挙式と披露宴だったそうで、どのようなよそおいだったか、
とてもくわしく書いてくれましたよ。


くわしくは下のリンクからどうぞ。

【公式サイトへのリンク】

人間ウォッチング――男女でこんなに反応が違う!

【関連記事】パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング

後輩コンサルタント向けのパーソナルデザイン訓練について、
ここ数日紹介してきましたが、道行く人々を見ていると、
ファッション以外のことでも、おもしろいことが目につきます。

たとえば、女性と男性で違うことがあります。

足早に道行く人々を、こちらは後輩コンサルタントと数人で
見ていくわけですが、おもしろいことに男性の歩行者は
すぐにこちらの視線に気づく人が多いんですね。

こちらを気にしたように見返してくる人もいます。
そりゃ、気になりますよね。
ジロジロ見てごめんなさい m(_ _)m

でも、これが女性はというと、あまり気づかないようです。
こちらに目を向けてくる人なんて、ほとんどいません。


この違い――

おそらく、男性って、歩きながらちゃんと危機管理能力が
働いているのでしょうね。

だから、道を歩いている時に、夫や彼氏にさっと守って
もらった経験がある女性も多いでしょう?
そうやって自分だけでなく、大事な人も守ろうとしているんですね。

太古から獲物を探し回って狩りをしてきた能力のなごり
でしょうか、見られていることをちゃんと察知して、
こちらをチェックしていく人が多いです。


一方、女性の多くは自分の見たいものだけを見ながら歩いて
いるようです。関係ないものには、意識を向けないという
ことでしょう。

極端な例を言えば、電車でほかの客がいる前で、堂々とメーク
できる女性がいるのも「関係ないもの」に興味がないから
でしょうか……。
そういえば、電車でヒゲを剃る男性は見たことがないですね(笑)

これは女性が、太古から狩りに出ている夫にかわって家族
(子どもなど)を守ってきたからかもしれません。

意識が散漫では、家族にトラブルがあっても気づけません。
家族を守るためには、ほかのことに興味を移すわけには
いかなったのでしょう。
(ものは言いよう……なのかもしれませんけど)

ほかにも、人間ウォッチングで気づいた面白いお話は
た~くさんありますよ。
またの機会に紹介しますね。

それではまた――。

パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング【4】

【前の記事】
パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング
パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング【2】
パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング【3】

前記事で紹介した街行く人々のファッションの傾向ですが、
こういう方向に進んでいる理由をあげてみます。


  1. そもそもブティックやデパートの売り場には、その
    2種類「子供っぽいもの」と「さっぱりカジュアル
    系のもの」のデザインがあふれている。

    そこら中にあるから、単純にみんなそれを選ぶわけです。
    「流行」ってこうやって作られていくんですよね。

  2. 長い間のデフレや不景気で、カジュアル路線や
    価格が安めのものが選ばれがちになっている。

    デフレって、こわいですね……。
    これは東京から離れて地方に行けば行くほど、強い傾向です。
    この流れは、ここ20年くらいの間に徐々に定着したので、
    現時点で30代前半~40代後半くらいの人の中に、
    「ちょっとしたオシャレな装いが苦手」という意識を
    持っている人が多くなっています。
    「オシャレするのが気恥ずかしい」という思いが、
    さっぱりカジュアル路線に進ませてしまい、結果的に
    その人の存在感まで周囲に埋もれてしまうわけです。

当然ですが、こういうファッションがはやっている以上、
「キュート」タイプや「ナチュラル」タイプの一部には、
とても上手にアイテム選びをしている人もいます。

問題は、その他のタイプの人の中には、どうして良いか
わからないと言う人も多い、ということ。

それでも――

しっかり自分の個性(パーソナルカラー/
パーソナルデザイン/パーソナルメーク)をつかんで、
服選びをすれば、ちゃんと自分に合うものも必ず、
どこかにあるものですよ。

年間何百時間もお買い物同行して、似合うものを瞬殺で
見つけ続けている私が言うのですのでから、間違いありません。
困ったらご相談くださいね。

パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング【3】

【前の記事】
パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング
パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング【2】

今回はパーソナルデザイン訓練から横道に外れる内容ですが、
パーソナルデザイン訓練で道行く人々をウォッチングしてると、
最近のファッションの傾向が見えてくる、というお話をします。

人間ウォッチングで、よく目につくのが、次の2種類。


  1. 子どもっぽいデザインのものを着ている人たち
  2. シンプルな「ナチュラル」タイプ寄りの服を着ている人たち

の子どもっぽいデザインのもの、というのは、とても
かわいらしいデザインのものという意味ですね。
テレビアイドルやアニメのキャラクターが着るような感じの
ものと言えばいいでしょうか。

似合わない人が着ている分には
「はやくイメージコンサルティングを受診しましょう」
としか言える言葉はないのですが、
パーソナルデザイン「キュート・ガーリッシュ」タイプの人が
そんなに服を着ればさぞ似合うでしょう――

と言いたいところですが、案外、そうでもないんですよね。

というのも、「キュート・ガーリッシュ」タイプの人の全員が、
「アニメキャラクターに出てきそうな人」ではない
からです。

「ガーリッシュ」さんにも大人もいれば年輩の人もいるわけ
ですから、「子どもっぽいものは全部似合う」なんていう
単純な話ではないのは、当たり前ですよね。

なので、子どもっぽいものを下手な使い方してしまうと、
たとえ「キュート・ガーリッシュ」さんであっても
「若作りしすぎでちょっとイタい」感じになりかねません。

もちろん、大人なイメージのほかのタイプの人だと、
さらにイタさが増すわけでして……。子どものうちなら
かまわないでしょうが、大人になったら安易に
「流行してるからかわいいものを――」と飛びつく前に、
自分がどんなタイプなのか知るために、

日々、鏡に映っている自分とにらめっこ
して決めるクセをつけましょう。


の「シンプルな『ナチュラル』タイプ寄り」の服を普段から
多く使っている人も同じですよ。

さっぱりするのは楽でしょうが、その結果、

色気もなにもない状態で周囲に埋もれていては、
誰からも大事にしてもらえなくなる危険があります。

楽して手に入るものは少ない――ローリスク・ローリターンです。

こちらも普段から鏡とにらめっこするクセをつけて、
「もうひとつ、ふたつ、何かを足す必要があるんじゃないか」
なんて感じで自分をコーディネートしていきたいですね。

パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング【2】

モザイク通り写真

以前、全国のあちこちで後輩コンサルタント相手に
「パーソナルデザイン訓練」をしていると紹介しましたが、
ちょっと補足します。

【前の記事】パーソナルデザイン訓練・人間ウォッチング


「パーソナルデザイン訓練のために人間ウォッチング」と言っても
……そもそも、道行く女性の皆さんをかるく観察しただけで、
パーソナルデザインを細かく割り出すのはむずかしいんですよね。

女性はメークをしていますし、さまざまなデザインの服を
似合う似合わないに関係なく着ているため、そういった
ディテールに、コンサルタントの視点も影響を受ける可能性が
あります。

その影響を受けないように観察する方法を教え、訓練する。
それがこの訓練の目的なわけです。


で、道行く女性の診断にはそういう事情があるわけですが、
道行く「男性」のほうはどうなのか――
というと、こちらは女性よりわかりやすいです。

男性はノーメークですし、服装もシンプルな人が多いので、
女性と比べて「素に近い」分、わかりやすいんですね。

それにしても、いつもこの訓練をしていて、
男性の多くは、その人のパーソナルデザインにあった
歩き方をしている人がとても多い

ことに気づきます。

たとえば――

  • 「ナチュラル」タイプの男性は体が太い柱のようにガッシリと
    した歩き方の人が多い。
  • 「グレース」タイプはスマートにまっすぐに歩く人が多い。
  • 「ロマンス」タイプは体の線が柔らかい感じの歩き方が多い。

などなど……。

他にも、女性と手をつないでいるのは○○タイプが多いとか、
年輩になっても前髪を長めにする傾向があるのは○○タイプとか、
ポロシャツの衿を立てているのは○○タイプとか……
いろいろ傾向が見えてくるのですが、くわしくは機会があれば、
ということで……。

とはいえ、これらについては駆け出しとはいえ、さすがに
プロの後輩コンサルタントたちも、すぐに
「素早く判別できるようになってきました」と言いはじめます。

ちゃんと訓練すれば人はどんどん伸びていくものですね!