「カラー手帳を実用的に使っていくための注意点」の続きです。
「店で見つけた服が手帳の中の色と微妙に違ったので買えませんでした」というご相談が時々あります。
手帳におさめられている色チップの数は40。でも、「似合う色」というのは40色だけではありませんよね。似合う色は何万色とあるわけです。
ですので、お店にあるアイテムが自分のパーソナルカラーの特徴(ベースカラー・彩度・明度)に合う色なら、手帳にない色だったとしても問題なく使えます。
大事なのはアイテムの「ベースカラー」「彩度」「明度」があなたの似合う色に合っているかどうか、です。
ということで――
手帳の色チップと比べるときは、そのアイテムがパーソナルカラーの特徴に“似ているかどうか”を基準にして見ていきましょう。
・・・なお、手帳に記されている色の名前ですが、お店で見るアイテムによっては、同じ色でも違う名前が付けられていることがありますので、名前で探すのはおすすめできません。
お店で黄色や青い色の照明やライトが使われていて、そのせいで手帳やアイテムの色が正しく見えないケースが少なくありません。
店内をオシャレにライトアップしたい、ということなんでしょうが、照明の色のせいでアイテムの色も見え方が変わるんですよね。
これは服選びに失敗する原因のひとつにもなっていますので、できるだけ照明の影響を受けない所で判断をしましょう。
「店外へ持って出て普通の白っぽい照明が使われている通路などで見てみる」といった具合ですね。
(言うまでもないことですが、店員さんの許可は得てくださいね)
化粧品も手帳内の色と見比べて購入すればいいのですが、その際、必ず、自分の肌でテストして合っているかを確かめる必要があります。
パッと見ただけで買う――なんてことのないようにご注意を。
メークテストの必要性については、以下のシリーズ記事でくわしく解説しているので参考にしてください。
さて、カラー手帳には自分のパーソナルカラーの色しか入っていません。
でも、他の「季節」の色とも見比べられたら、アイテム選びがもっと楽になる、と考える人もいるでしょう。
そういうかたのために、全シーズンの見比べができるカラーチャートをおすすめしています。
弊社ウェブサイトの「似合う物選びに役立つアイテム」ページで紹介していますので、ご注文ください。
ということで、パーソナルカラー手帳の使い方でした。
それではまた――。
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