当たり前のことですが、診断の後日でも、コンサルタントは受診者さんからの質問をできるだけ受け付けています。
ただ、質問の内容によっては、正しく答えられないものもあります。
そこで今回は、
「どのように質問すれば、もっとも効率的に返信を得られるのか?」
という内容をお届けします。
受診後、すぐになんらかの質問を思いついても、さっさとコンサルタントにメールする前に、まずは落ち着いてください。
コンサルタントから送られてきた資料や、「こちらを必ずお読みください」とお送りしているブログの必読記事には目を通されているでしょうか?
受診後に出てくる多くの疑問の答えが、それらの中ですでに説明されていることも多いですよ。
例えば、「パーソナルデザイン診断でタイプを絞り込んでいった順番を教えてください」とか、「どの有名人を参考にしたら良いですか?」といった質問ですね。
※ちなみに上ふたつの答えは以下の記事にあります。
受診したばかりの頃は、分からないことだらけでしょうから、まずはしっかりとお勉強することも必要ですね。
もちろん、弊社の資料や記事は読みやすいようにかみ砕いて書いていますので、気軽に読みすすめていただければ、と思います。
送られてくる質問のなかには、通販サイトの商品写真のURLを送ってきて「どうですか?」と書かれているだけのものも少なくありません。
これはコンサルタント泣かせなんです。
というのも、「受診者さんがそのアイテムを買いたいのか?」それとも「似合うかどうか勉強したいだけなのか?」など、受診者さんが何のために質問してきたのか分からないからです。
絶対に必要なのは、「そのアイテムをどこで何のために使いたいのか」という情報です。
近所にお買い物に行く程度の服と、旅行先で着る服、仕事で使う服――
それぞれに合わせて服選びの基準は全然ちがうわけで、その情報があれば的確なアドバイスができます。
服はTPOで変えるものですからね。そこを学ぶことがイメージコンサルティングにおいては大事なポイントになってきます。
それと、もうひとつ――
「そのアイテムに対して、ご自分がどう考えているのか」も添えてください。
たとえば、質問者さんが「似合う・似合わない」の理由をある程度わかった上で質問しているのか、それともまったく分からない状態なのか――それによって私からの返答内容もどこまで掘り下げて説明すべきか、などなど、かなり変わってきます。
極端な例としては、「このアイテムは似合わないのは分かっているけれど、人から貰った物なので使い道があれば知りたい」といった目的だったりすることもあります。
その場合、「あなたのパーソナルカラー/デザインに合わないアイテムですので、お勧めできません」というシンプルな返答ではダメなわけですね。
ということで、ご自身のお考えも添えてご質問をお送りください。
通販サイトの商品写真だけでアドバイスを求められるよりも、そのアイテムをご自分で試着した写真を送ってこられるほうが、圧倒的に的確なアドバイスが可能です。
というか、通販サイトの写真だけでは、「アイテムのサイズ感」や「本当の色」が分かりづらい場合もあるからです。
画面越しでは実際の商品のイメージと違うことはよくありますからね。
「それでもいいから」とサイト写真だけでアドバイスを求められることもありますが、上記の理由で、アドバイスの精度もさがることをご理解ください。
絶対にお買い物に失敗したくないのであれば、焦らずにお店を回ってみましょう。
そして、「これは!」と思う物があれば、試着写真を送ってアドバイスを求めてください。
これが一番確実です。
※写真の撮り方については、以下の記事を参照ください。
とにかく、受診後すぐになにかしらの手応えを得たいと思う人も多いでしょうが、そこはまず落ち着いて診断結果をより理解するところから始めてください。
買い物に焦る必要なんてないのです。
パーソナルカラー/パーソナルデザインのアイテムを使わなければ、すぐに死ぬというわけでもありません。
ゆっくりと、ひとつひとつ似合うアイテムを見つけていって、何年かして気づいたら身の回りがすべて似合うアイテムで囲まれていた――
そんな感じのペースで進めていきましょう。
ということで、今回はここまで。
それではまた――。
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