今回は――
「ナジム注意報」といくら伝えても、人はなぜ自分のパーソナルカラー・パーソナルデザインより馴染んだものを選んでしまうか?
という話です。
なぜパーソナルカラー・パーソナルデザインよりも馴染んだものを選んでしまう人がいるのか?
その理由が今回の記事タイトルにある「カラ」です。「カラ」とは「殻(から)」のこと。
人って誰でも自分の中に「殻」を作っているものです。殻の中には馴染みの物があふれていて、それを使っている限りは安心できます。
この「安心」とは、理屈ではなく感情の話になってきますね。
いくら理屈で「そっちじゃないですよ! 正解はあっち側ですよ!」と言っても、感情の話となってしまっては、なかなか通じません。
そもそも自分が「殻」にこもっている、ということに気づいていない人も多いのですから、なおさら理屈が通じないことも多いでしょう。
解決方法としては、お買い物同行などを繰り返し受けることをおすすめします。
コンサルタントのアドバイスを受けながら、「殻」の外にあるアイテムに次々と触れてもらって、「私はそういう物も使えるんだ!」と実感してもらうことが、とても有効です。
最初は不安があっても、「殻」の外にある「似合うアイテム」に繰り返し触れて、だんだんと慣れていけば、それら理屈には合っているけれど使うのはためらわれる、そんなファッションに身を包むことへの「安心」も出てくるでしょう。
こうして自分がもっとステキにランクアップできるという事実に慣れていけば、やがて人は「殻」の外へ自分の足で飛び出せるようになる。
そこに至(いた)るためのお手伝いをするのが、イメージコンサルティングなのです。
「殻」にこもることはよくあることです。
そして、そこから抜け出せなくなっている例もよくあることです。
さらには、自分が「殻」にこもっていることに気づいていない例もよくあることです。
ですから、ひとりで悩まず、まずは気軽にコンサルタントにご相談くださいね。
ということで、今回はここまで。
それではまた――。
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