ここしばらくメーク選びについて紹介してきましたが、今回はもうひとつ注意したいポイントを紹介します。
問題は
「化粧をすればするほど、正しい化粧品選びが難しい顔になっていく」
ということです。
各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません
各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません【2】
各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません【3】
各パーソナルカラーごとの鉄板と言える化粧品は――”ほぼ”ありません【4】
正しい化粧品選びは、安易な情報に飛びつくのではなく、自分の肌で正しくテストをしたうえで判断しましょう。
――というのが前回までの内容でしたね。
ところが、普段から化粧をし続けていると、とある問題が起きる人がいます。
それは、化粧品の成分によって顔色が薄くなっている人もいる、ということ。
同じ化粧品を数年も付け続けていると、顔色が悪くなってくる人がいるんです。
でも、毎日見ている顔なので、なかなか気づけない。
昔から使っている化粧品だから、と同じ物を使っていると、だんだん似合わなくなっていくこともあるのです。
例えば、口紅などがわかりやすい例です。
毎日毎日、口紅を付けていると唇の色って悪くなっていくんですよ。
↓
でも、付ければ付けるほど唇の色が消えていく・・・
まさに悪循環ですね。
要するに、極端な言い方をするなら、
化粧は顔色を奪っていくこともある
ということです。
化粧品というのは、思ったよりも顔から色を抜いてしまう両刃の剣なんですね。
皮肉にも顔色をよくするための化粧品によって顔色が悪くなっている。
そんな状態で、その化粧品が似合うかどうかテストしようとしても、うまく判断できないといケースもあります。
もちろん、プロのイメージコンサルタントであれば、そういう場合でも判断できるように訓練していますから、コンサルタントに相談して選べば問題ありません。
でも、プロではない受診者さんなどが自分で判断しようという場合は、正しくテストできない場合もある、ということですね。
そこで、お勧めしたいのが次のこと。
化粧は顔色を奪っていくので、休肝(禁酒)日のように「休メーク日」を作るようしましょう。
実際、メークをしない日を作るだけで、少しは顔色が戻ってきて、若々しさが復活します。
唇に色があまりないことにコンプレックスをいだいていらっしゃいたかたがいました。
彼女は、私からコンサルティングを受けたあと、私の勧めに従って、休「口紅」日をつくるようにしたのです。
すると、ほどなくして、唇の赤みが戻ってきた、と、喜びのメールをくださいましたよ。
特に、ファンデーションなんて、顔全体に塗るものですからなおさら「休日」をつくることをお勧めしたいところです。
顔色がよくなると、パーソナルカラーがますますひきたつようになりますし、化粧品選びもより簡単になっていくでしょう。
ということで、今回はここまで。
それではまた――。
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