メークフォロー講座を終えて――「眉」の注意点【2】

メークフォロー講座で気になった「眉」について、の続きです。

【前記事】メークフォロー講座を終えて――「眉」の注意点

まちがった「眉」の描き方代表例
眉毛の切りすぎ


眉毛切りを習慣化すると、知らず知らずのうちに切りすぎていって、どんどん短くなって、ツンツン眉といっていい感じになっている人が・・・本当に多いです。

そうなると、女性らしさや色気のない、男性的なイメージになってしまうのですが、それに見慣れているせいで、自分ではおかしくなっていることに気づけないわけです。

(「眉」に限らず、見慣れているせいで、自分だけではおかしな点を見逃してしまう、というのはよくあることです)


・ ツンツンにならないようにするためには、

  • 眉頭はムダ毛を整える程度にする、
  • 中間はほどよく毛の流れを持たせる
  • 眉尻は短めに

と、すると、女性らしい感じにできて、また、描きやすい眉になりますよ。

明るすぎる色


「眉」に合う色は?――というと、

「髪の色に合わせる」という考え方にも一理ありますが、髪と同色にすると、だいたい薄すぎになります。

髪より少し濃いめにするのがコツ。

たとえば、欧米の金髪が美しい女優さんを見てください。
眉は必ず濃いめの色にしていますよ(わざと暗く染めることも多いとか)。

その方が、目やお顔を引き立てるからですね。

髪より明るい「眉」や、「眉」本来の色とちがう色のアイブロウを使って、「眉」が2色になっている人もいますが、これは理屈で考えてみれば、不自然だと分かりますよね。

キレイに描きすぎた「眉」


輪郭をとって描いたようなキレイな「眉」――
実はこれが盲点になる部分。

「眉」はキレイに描きすぎると、今度は目より引き立ってしまいます。

本来、目を引き立たせるのが、目の額縁(がくぶち)としての「眉」の役目なのに、目より目立っては肝心の目の輝きを薄めてしまうだけです。
(額縁のほうが中の絵よりも目立っては意味がないですよね)

キレイに描きすぎた「眉」とは、それだけで不自然な「失敗眉」なんです。

メークとアートは違う――
メークが目立って、あなたが目立たないのでは本末転倒なんですから。

長くなってきましたので、次回に続きます。

それではまた――。

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