メークフォロー講座で気になった「眉」について、の続きです。
眉毛切りを習慣化すると、知らず知らずのうちに切りすぎていって、どんどん短くなって、ツンツン眉といっていい感じになっている人が・・・本当に多いです。
そうなると、女性らしさや色気のない、男性的なイメージになってしまうのですが、それに見慣れているせいで、自分ではおかしくなっていることに気づけないわけです。
(「眉」に限らず、見慣れているせいで、自分だけではおかしな点を見逃してしまう、というのはよくあることです)
ツンツンにならないようにするためには、
- 眉頭はムダ毛を整える程度にする、
- 中間はほどよく毛の流れを持たせる
- 眉尻は短めに
と、すると、女性らしい感じにできて、また、描きやすい眉になりますよ。
「眉」に合う色は?――というと、
「髪の色に合わせる」という考え方にも一理ありますが、髪と同色にすると、だいたい薄すぎになります。
髪より少し濃いめにするのがコツ。
たとえば、欧米の金髪が美しい女優さんを見てください。
眉は必ず濃いめの色にしていますよ(わざと暗く染めることも多いとか)。
その方が、目やお顔を引き立てるからですね。
髪より明るい「眉」や、「眉」本来の色とちがう色のアイブロウを使って、「眉」が2色になっている人もいますが、これは理屈で考えてみれば、不自然だと分かりますよね。
輪郭をとって描いたようなキレイな「眉」――
実はこれが盲点になる部分。
「眉」はキレイに描きすぎると、今度は目より引き立ってしまいます。
本来、目を引き立たせるのが、目の額縁(がくぶち)としての「眉」の役目なのに、目より目立っては肝心の目の輝きを薄めてしまうだけです。
(額縁のほうが中の絵よりも目立っては意味がないですよね)
キレイに描きすぎた「眉」とは、それだけで不自然な「失敗眉」なんです。
メークとアートは違う――
メークが目立って、あなたが目立たないのでは本末転倒なんですから。
長くなってきましたので、次回に続きます。
それではまた――。
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