外れるパーソナルデザインの有名人例――松岡修造さん

前回の記事で、テニス選手の錦織圭さんについて触れましたが、残念ながら、その日の試合で錦織さんは敗退してしまいましたね。

で、大会も終わり、世間ではちょっとテニス熱も冷めている感じですが、今回は、そんなテニス関係者さんのなかに「外れるパーソナルデザイン」になりそうな人がいますよ、というお話です。

「外れるパーソナルデザイン」――つまり、パーソナルデザインが間違われやすそうな人のことですが、錦織さんとも関係の深い元テニス選手、と言えば誰のことか、お分かりでしょう。

松岡修造さんのパーソナルデザインは?

背も高いし、元テニス選手のスポーツマン、いつも熱く元気。
やはり、前回紹介した錦織さんと同じパーソナルデザインの
「ナチュラル」!

と、間違われやすいのが松岡修造さんです。

電子書籍「外れるパーソナルデザイン」でくわしく解説していますが、背が高くても「ナチュラル」や「ファッショナブル」ではない人はたくさんいるんです。

例えば、松岡さんの特徴の一部分を書き出すと――

  1. お顔立ちが端正。
    目鼻立ちが顔全体にバランス良く配置されています。逆に、あえてわかりやすい言い方をすると、あまり特徴がない顔とも言えます。

  2. 長すぎず短すぎずの上品な髪型がお似合い。
    スポーツ刈り……似合いそうにないですよね。ハチマキ姿やスポーツウェアの画像をネットで見てみてください。なんだか、強そうというより、余興のように見えますよ。

  3. 髪型をきちんと整えたスーツ姿が似合っている。
    スーツ姿でお話しをされると、説得力を感じます。

そうです。
松岡修造さんは「グレース」タイプです。

もちろん、あの暑くるしい、いえ、熱くるしい積極的な表現は、決して松岡さんに似合っているというわけではありません。

でも、元来「上品さ」を持つ松岡さんが言うことですから、ただふざけているだけには見えないわけで、むしろ、あの表現が真摯(しんし)な感じまでしますよね。

そういう、「似合わない言動」と「『グレース』の持つ品性」のギリギリのラインをうまく渡っているからこそ、好感度が高いのでしょうね。

ということで、「外れるパーソナルデザイン」の一例でした。
それではまた――。

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